文献詳細
鏡下咡語
文献概要
久保猪之吉先生は明治7年福島県二本松で生まれ,同33年東大卒,同40年から昭和10年まで九大教授,同14年に逝去された。
その間,明治36年から同40年までドイツに留学,フライブルグのキリアン教授に師事された。九大在任中の28年間に多くの門下生を育成され,それらは全国に散ってそれぞれ久保門下の一家を成し,また多くの弟子を育てた。キリアン—久保の流れを汲む,孫弟子,曾孫弟子にあたる耳鼻科医は少なくないと思う。
その間,明治36年から同40年までドイツに留学,フライブルグのキリアン教授に師事された。九大在任中の28年間に多くの門下生を育成され,それらは全国に散ってそれぞれ久保門下の一家を成し,また多くの弟子を育てた。キリアン—久保の流れを汲む,孫弟子,曾孫弟子にあたる耳鼻科医は少なくないと思う。
掲載誌情報