I.クリニカルパスとは何か
近年,EBM (evidence-based-medicine),アウトカムリサーチ,医療機能評価,技術評価など,医療をその成果から評価しようとする動きが高まり,日本でも先駆的な病院を中心に徐々に広がりつつある。クリニカルパスもこの1つで,医療と看護の質の保証を目標としている。クリニカルパスそのものは「看護スタッフ・医師・コメディカルのケア介入を整理し,順序立て,経時的にまとめたもの」である。実際には図1のように,縦軸にケア介入事項(処置,検査,観察など実施すべきこと)を,横軸に日数(基準は入院日,手術の術後経過日,処置(例:心臓カテーテル)からの日など様々である)を取り,その升目に全てのケア介入を記したものである。こう書くと,料理書のレシピと変わらぬではないかという批判が出てくる。確かにクリニカルパスは,必要なケア介入がもれなく確実に行われるよう記載されたものである。しかし,クリニカルパスは静的なものではなく,図2に示すように,このクリニカルパスシートを作成するには,まず今までの業務分析を行わねばならない。さらに,クリニカルパスを運用するときは,ただこのクリニカルパスシート通り行えばよいのではなく,ヴァリアンスとアウトカムを測定しなければならない。ヴァリアンスとは「標準化されたクリニカルパスで,予測される結果や責任と,実際との差」といえる。ヴァリアンスは表1のように大別される。ヴァリアンス測定は手間がかかるので,クリニカルパスの全項目に対して行うのではなく,医療ケアのアウトカムに影響する項目にだけ焦点を定めればよい。こうして収集されたヴァリアンスはクリニカルパスを標準化するための指標となる。例えば,熱発のため予定日に検査ができなかったとして,その患者が糖尿病だとすれば,これは感染症を生じやすい患者の特性からきている可能性があり,同じ症例が続くなら同一疾患でも糖尿病患者群を除外基準として設定する必要がある。さらに,クリニカルパスが標準化された場合,ヴァリアンスは患者の個別性をみるのでなく,システムの改善やコスト分析に用いられる。
アウトカムには表2に示すように立場によって様々な面がある。病院経営のシステム面からはコスト,稼働率,収支差などがアウトカムとなる。医師からみると,端的にいえばアウトカムは退院基準である。看護からみると,セルフケア知識,機能的能力を評価することといえよう。アウトカムが明確にならないとプロセスも評価できない。またはプロセスだけ評価し,アウトカムに直結しないこととなる。つまり,クリニカルパスを作成し,運用することは今までの仕事を分析し,変革するCQI (continuous quality improvement)になる。
雑誌目次
耳鼻咽喉科・頭頸部外科73巻4号
2001年04月発行
雑誌目次
トピックス クリニカルパスとその周辺
1.クリニカルパス—なぜ医療に必要とされるのか
著者: 深谷卓
ページ範囲:P.257 - P.259
2.耳鼻咽喉科外来におけるクリニカルパス
著者: 荒木倫利 , 竹中洋
ページ範囲:P.261 - P.266
はじめに
クリニカルパスは従来,急性期入院の治療手順の標準化を目的としてとして開発されてきた経緯があるが1,2),その目的は,現在進行しつつある医療の標準化,情報開示の流れを受けて変化しつつある。
クリニカルパスの定義として,開発された当時の1990年代前半には,“患者が内科的,外科的,精神的な危機から回復したり,状態が安定したりするのを援助するために,特定の時間の枠組みの中でケア・医療スタッフや支援部門が必要とする行動をまとめているツール”(Zander K),“DRG(diagnosis related group)が決めている入院期間内で標準的な結果を得るために,主治医と看護婦が行うべき手順と時間割”(Guliano K & PoirierC)1)とされており,入院期間を短縮して医療の生産性を向上するとともに,提供する医療の質をも向上し,医療を標準化するのが目的と考えられていた。したがって,当初は入院患者に対して行われる内容を記したチャートとして考えだされている。
3.耳鼻咽喉科病棟におけるクリニカルパス
著者: 杉尾雄一郎 , 藤谷哲 , 洲崎春海
ページ範囲:P.268 - P.277
はじめに
クリニカルパス(以下,CPと略)は,一定の疾患をもつ患者に対する看護活動,検査,治療,栄養指導,薬剤管理,安静度および日常活動,入院中および退院後の生活指導などを経時的に表にまとめたものである。通常縦軸は患者ケアの内容,横軸は時間軸となっており,患者ケアを行う場合のスケジュール表とみることができる。このCPは,1985年頃に米国・Massachusetts州のNewEngland Medical Centerで看護婦として勤務していたZanderら1)によって考案され,看護の質の向上のみならず,患者の満足度の上昇,医療スタッフの教育,医療施設の経営改善などに効果を上げる臨床マネージメントツールとして,米国や欧州の医療施設に急速に浸透した。日本では1990年代半ばから導入する施設が増加しており,耳鼻咽喉科医にとってもevidence based medicine(EBM:根拠に基づく医療)などとともに理解しておくべき事項の1つと考えられる。
本稿では,昭和大学病院耳鼻咽喉科病棟で使用されているCPの実際を紹介し,その効果や問題点などについて述べる。
4.電子カルテにおけるクリニカルパス
著者: 亀田俊忠
ページ範囲:P.281 - P.287
はじめに
亀田メディカルセンターは,千葉県鴨川市に本拠を置く民間医療機関で,主に入院患者を対象とした医療を提供する亀田総合病院(784床)と104の診察室をもち,日帰り手術,外来リハビリテーション,人間ドックなどを備え,約2,000人/日の外来患者を診療する亀田クリニックを中心として,老人保険施設,特別養護老人ホームなど,医療および福祉に関連した様々な事業を展開しています。
医療サービスの充実を図るとともに心血管外科,脳神経外科,周産期医療,救命救急などの高度医療の提供体制を整え,高度先進医療を実施する特定承認保険医療機関に指定されています。また,民間病院にあって早期から医師卒後臨床研修指定病院として取り組み,米国の教育システムを取り入れた独自の臨床研修プログラムを開設してきました。
目でみる耳鼻咽喉科
舌根部異所性甲状腺の1例
著者: 嘉村恵理子 , 馬場俊吉 , 神尾友信 , 小津千佳 , 福元晃 , 野中学
ページ範囲:P.254 - P.255
異所性甲状腺には甲状腺原基の下降障害と迷入によるものがある。下降障害は甲状舌管の存在した頸部正中に発生し,舌根部に位置するものが45.1%を占め,その約70%が異所性甲状腺が唯一の甲状腺である。迷入は固有位置の甲状腺のほかに下降路に伴った部位や下降路とは全く異なった鼻・副鼻腔,卵巣など多くの部位に発生する。今回,下降障害により発生学的位置異常をきたし,舌根部に存在した異所性甲状腺を経験したので報告する。
症例:25歳女性。
原著
Episodic ataxia type 2症例の神経耳科学的所見
著者: 高井禎成 , 菅澤恵子 , 室伏利久
ページ範囲:P.290 - P.292
はじめに
Episodic ataxia type 2(EA−2)は,常染色体19pの異常によるCaチャンネルの異常が原因とされる発作性の失調を主徴とする疾患である1)。われわれは,EA−2と考えられる症例の神経耳科学的所見を検討する機会を得たので,その結果について報告する。
頸部腫脹を主訴とした川崎病の1例
著者: 日高裕士 , 藤井守
ページ範囲:P.297 - P.300
はじめに
川崎病は,小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群とも呼ばれ,主として4歳以下の乳幼児に好発する原因不明の疾患である。本症の経過中にみられる心合併症,特に冠動脈瘤の形成は予後に重大な影響を与えることもあり,早期診断早期治療が望まれる。
今回われわれは,頸部リンパ節腫脹を主訴に受診した1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する。
口腔底に発生した甲状舌管嚢胞の1例
著者: 清水義貴 , 佐伯忠彦 , 寺下健洋
ページ範囲:P.302 - P.304
はじめに
甲状舌管嚢胞は胎生期における甲状舌管の遺残上皮に由来する先天性嚢胞であり,舌骨下に発生することが最も多く1),口腔底に発生することは比較的少ない2,3)。
今回われわれは,口腔底に発生した甲状舌管嚢胞の1例を経験したので報告する。
頸部リンパ節腫脹を初発とした非精上皮腫性精巣腫瘍の1例
著者: 吉田征之 , 橋本省 , 小岩哲夫 , 浅田行紀 , 横山純吉
ページ範囲:P.305 - P.308
はじめに
精巣胚細胞性腫瘍は,後腹膜腔を中心にリンパ節転移を認めることが多いが,ときに頸部や縦隔にかけて非常に広範な転移巣を有することがある1)。シスプラチンを中心とした化学療法の進歩により,こうした広範な転移巣に対しても劇的な治療効果が得られるようになったが,化学療法後残存腫瘍に対する救済外科療法も治療において重要な役割をもつている2)。
今回われわれは,頸部リンパ節転移を初発症状とした精巣胚細胞性腫瘍に対し,化学療法後に残存した頸部から骨盤腔内に至る巨大な腫瘍を,他科との共同により外科的に摘出した症例を経験したので,この救済外科療法の適応について考察した。
内直筋麻痺による複視を呈した蝶形骨洞炎の1例
著者: 三澤清 , 浅井美洋 , 向高洋幸 , 峯田周幸
ページ範囲:P.309 - P.312
はじめに
蝶形骨洞や後部箭骨洞の急性炎症や粘液嚢胞に続発する視力低下,眼球運動障害など視力障害を伴わず眼球運動障害だけを呈する症例の報告は少ない1)。
今回われわれは,一側の内直筋麻痺による複視だけを合併した蝶形骨洞炎症例を経験したので報告する。
病理診断に苦慮した口蓋扁桃腫瘍の臨床像
著者: 定永恭明 , 木下澄仁 , 山西貴大
ページ範囲:P.313 - P.316
はじめに
口蓋扁桃(以下,扁桃と略)は診察が比較的容易な臓器で,われわれ耳鼻咽喉科医だけでなく,他科医でも正確に診断できる場合がある。しかし,ときに視診のみではその病態が?めず,確定診断に迷う症例にも遭遇することがある。
今回われわれは,確定診断に至るまで苦慮した扁桃腫瘍性疾患4例の臨床像を呈示し,若干の考察を加えて報告する。
歯牙迷入による舌膿瘍の1例
著者: 藤井守
ページ範囲:P.317 - P.319
はじめに
舌においては化膿性炎症,中でも膿瘍形成は少ない1〜3)。われわれは舌膿瘍の1例を経験したが,その原因として異物の可能性を疑いながらも確定に時間を要したので,反省点もまじえて報告する。
鏡下咡語
第16回目の国際学会(バルセロナ紀行記)—一開業医の記録
著者: 調賢哉
ページ範囲:P.294 - P.296
最初に私が国際学会で講演したのは,1975年,京都で開催された京大森本教授の主催されたバラニイ学会(めまいの学会,平衡神経学の創始者の名前をとった学会)であった。この際「Clinical Significance of Cho-rda Tympanectomy for Vertigo」と題して講演した。同時に同じ群で山形の小池教授も「Problems Con-cerning the Indication for Surgical Treatment ofMeniere's Disease」としてChorda tympanectomyについて講演された。めまいに対する鼓索神経切断術は,「耳鼻と臨床」42巻3号にメニエル病難治例に対するローゼンの鼓索神経切断術の役割として掲載してあるように実に効果的な手術であるが,アメリカのDr.PulecおよびDr.Wolfsonから激しく反論された。そのとき,この手術に対する反応は日本人と米国人で差があるのであろうかと考え,今後,私の業績は世界に問う必要があると思い国際学会に積極的に発表することとした。その後,約25年間にストックホルム,ソウル,東京,マイアミ,マドリード,ロンドン,東京,香港ローマ,イスタンブール,コペンハーゲン,シドニー,バルセロナと私のK・S (キリアン・調)額帯鏡久保・調式歯槽上顎洞痩孔閉鎖法,および小児副鼻腔炎に対する上顎洞洗浄の方法,治療成績,および副鼻腔炎の合併症である所謂原因不明熱,頭痛,咳嗽,滲出性中耳炎難治例,非アトピー性喘息に対する効果など最近は3歳児にまで上洗が可能になったこと,さらに最近は鼻茸も消失させるので手術的療法はほとんど必要ないことについて講演し,かなり反響があった。このように,国際学会で話をすることが「生き甲斐」と自信につながり診療が張り切って行えるようになった。さらに,学会で得た知識は結構日常診療および手術に役立ってきた。
今回は2000年6月26日から4日間にわたりバルセロナで開催された19回「ISIAN」(International Sym-posium on Infection and Allergy of the Nose)および18回「Europian Rhinologic Congress」で講演することになった。
連載 手術・手技シリーズ
④鼻骨骨折の整復
著者: 寺田修久 , 野村知弘 , 笹村佳美 , 武藤博之 , 沼田勉 , 今野昭義 , 白鳥浩二
ページ範囲:P.321 - P.327
はじめに
鼻骨骨折は顔面骨外傷の中で最も頻度が高く,日常臨床でしばしば遭遇する外傷である。鼻骨骨折が高頻度に起こる原因として,顔面中央部に突出していることのほか,外力に対する強度が弱い構造上の理由もある。ちなみに,鼻骨骨折は10〜35kgの外力で生じるが,眼窩,頬骨骨折では,90〜200kgの外力が必要となる1,2)。その整復は比較的容易と思われがちであるが,機能の回復はもとより,整容的にも十分な配慮が必要であり,的確な診断と治療を要求される。また,鼻骨骨折と同時に上顎骨,眼窩底・眼窩側壁,頭蓋底,頬骨,視束管など他部位の骨折を見逃さないようにすることも肝要である。特に通常診療時間以外に,多量の出血を伴つて救急外来に来院した場合,迅速かつ的確に骨折部位,機能障害の有無,整復の必要性の有無,整復法を判断するのにはかなりの熟練を要する。
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90巻4号(2018年4月発行)
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特集② 味と味覚障害の最前線
87巻7号(2015年6月発行)
特集 All about頭頸部再建—多彩な皮弁を使いこなす!
87巻6号(2015年5月発行)
特集 注意すべき真菌症診療の落とし穴
87巻5号(2015年4月発行)
増刊号 こんなときの対応法がわかる 耳鼻咽喉科手術ガイド
87巻4号(2015年4月発行)
特集 最新の補聴器診療—補聴器による聴覚リハビリテーション
87巻3号(2015年3月発行)
特集 痛みの鑑別診断
87巻2号(2015年2月発行)
特集 膿瘍—マネジメントとピットフォール
87巻1号(2015年1月発行)
特集 新しい治療機器
86巻13号(2014年12月発行)
特集 口腔粘膜の難治疾患への対応法
86巻12号(2014年11月発行)
特集② 創管理の最前線—知っておきたい形成外科の知識
86巻11号(2014年10月発行)
特集 インフルエンザ
86巻10号(2014年9月発行)
特集 咽頭癌・頸部食道癌の治療戦略Update
86巻9号(2014年8月発行)
特集 前庭機能検査の新展開
86巻8号(2014年7月発行)
特集② 緩和医療・支持療法を知る
86巻7号(2014年6月発行)
特集 鼻副鼻腔内視鏡手術Update
86巻6号(2014年5月発行)
特集② 歯科口腔外科の話題
86巻5号(2014年4月発行)
増刊号 画像診断パーフェクトガイド―読影のポイントとピットフォール
86巻4号(2014年4月発行)
特集 音声外科Update
86巻3号(2014年3月発行)
特集② 知っておきたい血液内科の知識―専門医の診方・治し方
86巻2号(2014年2月発行)
特集 小児難聴Update
86巻1号(2014年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の最新トピックス
85巻13号(2013年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域疾患の最新疫学
85巻12号(2013年11月発行)
特集② 耳鼻咽喉科領域のジェネリック医薬品とサプリメント
85巻11号(2013年10月発行)
特集 帰してはいけない耳鼻咽喉科外来患者
85巻10号(2013年9月発行)
特集② 知っておきたい消化器疾患の知識―専門医の診方・治し方
85巻9号(2013年8月発行)
特集 局所副腎皮質ステロイドの正しい使い方
85巻8号(2013年7月発行)
特集② 知っておきたい呼吸器疾患―専門医の診方・治し方
85巻7号(2013年6月発行)
特集 分子標的薬時代の耳鼻咽喉科診療―処方するとき,服用患者を診るときのポイント
85巻6号(2013年5月発行)
特集② 知っておきたい神経内科の知識―専門医の診方・治し方
85巻5号(2013年4月発行)
特集 急患・急変対応マニュアル―そのとき必要な処置と処方
85巻4号(2013年4月発行)
特集 身につけたいリハビリテーションの最新スキル
85巻3号(2013年3月発行)
特集② コーンビームCT活用法
85巻2号(2013年2月発行)
特集 ここまでできる外来手術
85巻1号(2013年1月発行)
特集 花粉症の治療―新たな展開
84巻13号(2012年12月発行)
特集 メニエール病Update
84巻12号(2012年11月発行)
特集② 知っておきたい小児科の知識―専門医の診方・治し方
84巻11号(2012年10月発行)
特集 扁桃とアデノイドUpdate
84巻10号(2012年9月発行)
特集② 知っておきたい眼科の知識―専門医の診方・治し方
84巻9号(2012年8月発行)
特集 HPV・EBVと頭頸部腫瘍
84巻8号(2012年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域のアンチエイジング
84巻7号(2012年6月発行)
特集 診療ガイドラインのエッセンスとその活用法
84巻6号(2012年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科手術におけるナビゲーションとモニタリング
84巻5号(2012年4月発行)
特集 最新の診療NAVI―日常診療必携
84巻4号(2012年4月発行)
特集 最新の漢方診療
84巻3号(2012年3月発行)
特集 知っておきたい精神神経科の知識―専門医の診方・治し方
84巻2号(2012年2月発行)
特集 ワクチン
84巻1号(2012年1月発行)
特集 日常診療で遭遇するトラブルへの対応
83巻13号(2011年12月発行)
特集 治りにくい症状への対応
83巻12号(2011年11月発行)
特集 知っておきたい皮膚科の知識―専門医の診方・治し方
83巻11号(2011年10月発行)
特集 こんなときどうする?―鼻科手術編
83巻10号(2011年9月発行)
特集 これを読めばPETがわかる
83巻9号(2011年8月発行)
特集 こんなときどうする?―耳科手術編
83巻8号(2011年7月発行)
特集 知っておきたい唾液腺疾患
83巻7号(2011年6月発行)
特集 こんなときどうする?―頭頸部外科編
83巻6号(2011年5月発行)
特集 最新技術―補聴器と人工中耳・人工内耳
83巻5号(2011年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科感染症の完全マスター
83巻4号(2011年4月発行)
特集 特殊疾患への対応
83巻3号(2011年3月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疼痛への対応
83巻2号(2011年2月発行)
特集 診療所における工夫―私はこうしている
83巻1号(2011年1月発行)
特集 めまい―最新のトピックス
82巻13号(2010年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科における心因性疾患とその対応
82巻12号(2010年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―書類作成と留意点
82巻11号(2010年10月発行)
特集 表在癌の新しい対応
82巻10号(2010年9月発行)
特集 好酸球関連の病変
82巻9号(2010年8月発行)
82巻8号(2010年7月発行)
82巻7号(2010年6月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域と感染症
82巻6号(2010年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の術後機能評価
82巻5号(2010年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の検査マニュアル―方法・結果とその解釈
82巻4号(2010年4月発行)
82巻3号(2010年3月発行)
特集 診療ガイドライン・診療の手引き概要
82巻2号(2010年2月発行)
82巻1号(2010年1月発行)
特集 急性感音難聴の取り扱い
81巻13号(2009年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―知っておきたい臨床解剖
81巻12号(2009年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来手技とインシデント・アクシデント
81巻11号(2009年10月発行)
特集 聴覚障害を生じる薬物
81巻10号(2009年9月発行)
特集 放射線治療における有害事象
81巻9号(2009年8月発行)
81巻8号(2009年7月発行)
81巻7号(2009年6月発行)
特集 最近の頭頸部癌治療
81巻6号(2009年5月発行)
特集 リスクマネジメント
81巻5号(2009年4月発行)
特集 頭頸部再建外科―日常臨床から理論まで
81巻4号(2009年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(3)
81巻3号(2009年3月発行)
特集 診療所で必要な救急処置
81巻2号(2009年2月発行)
81巻1号(2009年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(2)糖尿病合併者のステロイド療法
80巻13号(2008年12月発行)
特集 聴神経腫瘍の治療:症例呈示と治療原則
80巻12号(2008年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(1)小児難聴児への対応
80巻11号(2008年10月発行)
80巻10号(2008年9月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疾患とその処方例
80巻9号(2008年8月発行)
80巻8号(2008年7月発行)
特集 嚥下障害手術のコツ
80巻7号(2008年6月発行)
80巻6号(2008年5月発行)
80巻5号(2008年4月発行)
特集 オフィスサージャリー・ショートステイサージャリー
80巻4号(2008年4月発行)
特集 女性と耳鼻咽喉科疾患
80巻3号(2008年3月発行)
80巻2号(2008年2月発行)
80巻1号(2008年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―症例報告発表・論文執筆のコツ,注意点
79巻13号(2007年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来処置,手術のコツ,注意点
79巻12号(2007年11月発行)
79巻11号(2007年10月発行)
特集 地域医療との共生―術後処置の依頼と紹介
79巻10号(2007年9月発行)
79巻9号(2007年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科関連の資格等の取得について
79巻8号(2007年7月発行)
79巻7号(2007年6月発行)
特集 新生児聴覚検診の役割
79巻6号(2007年5月発行)
79巻5号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科のリハビリテーション―症例を中心に
79巻4号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の真菌感染の治療
79巻3号(2007年3月発行)
79巻2号(2007年2月発行)
特集 抗菌薬のファースト・チョイス
79巻1号(2007年1月発行)
特集 頭頸部領域の温度外傷・化学的腐食の取り扱い
78巻13号(2006年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―手術手技とコツ
78巻12号(2006年11月発行)
78巻11号(2006年10月発行)
特集 スポーツと耳鼻咽喉科疾患
78巻10号(2006年9月発行)
78巻9号(2006年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科疾患と高齢者(65歳以上)への対応
78巻8号(2006年7月発行)
78巻7号(2006年6月発行)
特集 知っておきたい耳鼻咽喉科疾患の病理
78巻6号(2006年5月発行)
78巻5号(2006年4月発行)
78巻4号(2006年4月発行)
特集 甲状腺疾患の診断と治療
78巻3号(2006年3月発行)
特集 突発性難聴の今
78巻2号(2006年2月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の疼痛
78巻1号(2006年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とウイルス
77巻13号(2005年12月発行)
77巻12号(2005年11月発行)
特集 耳管機能検査
77巻11号(2005年10月発行)
特集 副鼻腔炎
77巻10号(2005年9月発行)
特集 嗄声の診断と治療
77巻9号(2005年8月発行)
77巻8号(2005年7月発行)
特集 頸部リンパ節腫脹
77巻7号(2005年6月発行)
特集 補聴器に関する最近の変化
77巻6号(2005年5月発行)
特集 囊胞性疾患
77巻5号(2005年4月発行)
特集 聴力改善手術
77巻4号(2005年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の異物とその摘出法
77巻3号(2005年3月発行)
特集 味覚・嗅覚障害
77巻2号(2005年2月発行)
77巻1号(2005年1月発行)
特集 顔面神経麻痺
76巻13号(2004年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の癌化学療法レジメン
76巻12号(2004年11月発行)
76巻11号(2004年10月発行)
76巻10号(2004年9月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻9号(2004年8月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻8号(2004年7月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻7号(2004年6月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻6号(2004年5月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻5号(2004年4月発行)
特集 上気道アレルギーを診る
76巻4号(2004年4月発行)
特集 画像・動画の保存とプレゼンテーション
76巻3号(2004年3月発行)
特集 好酸球性中耳炎
76巻2号(2004年2月発行)
特集 人工聴覚手術の現況
76巻1号(2004年1月発行)
75巻13号(2003年12月発行)
特集 電子カルテの現在と将来
75巻12号(2003年11月発行)
75巻11号(2003年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科におけるナビゲーション手術
75巻10号(2003年9月発行)
75巻9号(2003年8月発行)
特集 いびきの治療
75巻8号(2003年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の皮膚・粘膜疾患
75巻7号(2003年6月発行)
75巻6号(2003年5月発行)
75巻5号(2003年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の機能検査―何がどこまでわかるか―
75巻4号(2003年4月発行)
75巻3号(2003年3月発行)
75巻2号(2003年2月発行)
特集 薬物による聴覚障害
75巻1号(2003年1月発行)
74巻13号(2002年12月発行)
特集 身体障害者福祉法と耳鼻咽喉科
74巻12号(2002年11月発行)
特集 急性感音難聴
74巻11号(2002年10月発行)
特集 小児の人工内耳
74巻10号(2002年9月発行)
74巻9号(2002年8月発行)
特集 難治性副鼻腔炎の治療
74巻8号(2002年7月発行)
74巻7号(2002年6月発行)
74巻6号(2002年5月発行)
特集 私のクリニック
74巻5号(2002年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科における手術の危険度
74巻4号(2002年4月発行)
74巻3号(2002年3月発行)
74巻2号(2002年2月発行)
トピックス めまいの治療
74巻1号(2002年1月発行)
トピックス 院内感染の現況とその取り扱い
73巻13号(2001年12月発行)
73巻12号(2001年11月発行)
トピックス 心身医学と耳鼻咽喉科
73巻11号(2001年10月発行)
73巻10号(2001年9月発行)
トピックス 嚥下障害
73巻9号(2001年8月発行)
73巻8号(2001年7月発行)
73巻7号(2001年6月発行)
73巻6号(2001年5月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科と遺伝子解析
73巻5号(2001年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の新しい器械,器具
73巻4号(2001年4月発行)
トピックス クリニカルパスとその周辺
73巻3号(2001年3月発行)
73巻2号(2001年2月発行)
トピックス 今話題の花粉症
73巻1号(2001年1月発行)
72巻13号(2000年12月発行)
72巻12号(2000年11月発行)
トピックス 補聴器とその適合
72巻11号(2000年10月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域のレーザー治療—その適応と成績
72巻10号(2000年9月発行)
72巻9号(2000年8月発行)
72巻8号(2000年7月発行)
72巻7号(2000年6月発行)
72巻6号(2000年5月発行)
72巻5号(2000年4月発行)
特集 全身疾患と耳鼻咽喉科
72巻4号(2000年4月発行)
72巻3号(2000年3月発行)
トピックス 結核と耳鼻咽喉科
72巻2号(2000年2月発行)
72巻1号(2000年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科と奇形
71巻13号(1999年12月発行)
71巻12号(1999年11月発行)
トピックス ことばの障害と耳鼻咽喉科
71巻11号(1999年10月発行)
71巻10号(1999年9月発行)
トピックス めまい—私の考え方
71巻9号(1999年8月発行)
71巻8号(1999年7月発行)
71巻7号(1999年6月発行)
71巻6号(1999年5月発行)
71巻5号(1999年4月発行)
特集 再建外科
71巻4号(1999年4月発行)
71巻3号(1999年3月発行)
71巻2号(1999年2月発行)
71巻1号(1999年1月発行)
70巻13号(1998年12月発行)
70巻12号(1998年11月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その3)
70巻11号(1998年10月発行)
70巻10号(1998年9月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その2)
70巻9号(1998年8月発行)
70巻8号(1998年7月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その1)
70巻7号(1998年6月発行)
70巻6号(1998年5月発行)
トピックス ベル麻痺の診断と治療—最近の知見
70巻5号(1998年4月発行)
特集 高齢者の耳鼻咽喉科・頭頸部疾患—治療とリハビリのてびき
70巻4号(1998年4月発行)
70巻3号(1998年3月発行)
70巻2号(1998年2月発行)
70巻1号(1998年1月発行)
69巻13号(1997年12月発行)
69巻12号(1997年11月発行)
トピックス 頭頸部領域の乳頭腫—その基礎と臨床
69巻11号(1997年10月発行)
69巻10号(1997年9月発行)
トピックス 鼻アレルギーの診断と治療—最近の知見
69巻9号(1997年8月発行)
69巻8号(1997年7月発行)
69巻7号(1997年6月発行)
69巻6号(1997年5月発行)
特集 外傷と耳鼻咽喉科
69巻5号(1997年5月発行)
69巻4号(1997年4月発行)
69巻3号(1997年3月発行)
69巻2号(1997年2月発行)
トピックス 口腔疾患の診断と治療
69巻1号(1997年1月発行)
68巻13号(1996年12月発行)
68巻12号(1996年11月発行)
68巻11号(1996年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科手術マニュアル—私の方法
68巻10号(1996年10月発行)
68巻9号(1996年9月発行)
68巻8号(1996年8月発行)
トピックス 聴神経腫瘍
68巻7号(1996年7月発行)
68巻6号(1996年6月発行)
68巻5号(1996年5月発行)
68巻4号(1996年4月発行)
68巻3号(1996年3月発行)
68巻2号(1996年2月発行)
68巻1号(1996年1月発行)
67巻13号(1995年12月発行)
67巻11号(1995年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の画像診断
67巻12号(1995年11月発行)
67巻10号(1995年10月発行)
トピックス ウェゲナー肉芽腫症の診断と治療
67巻9号(1995年9月発行)
67巻8号(1995年8月発行)
67巻7号(1995年7月発行)
トピックス 下咽頭・頸部食道癌の治療とその成績
67巻6号(1995年6月発行)
67巻5号(1995年5月発行)
67巻4号(1995年4月発行)
67巻3号(1995年3月発行)
トピックス 日帰り手術
67巻2号(1995年2月発行)
67巻1号(1995年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉・頭頸部領域のスポーツ外傷
66巻13号(1994年12月発行)
66巻12号(1994年11月発行)
トピックス メディカルフォトテクニック
66巻11号(1994年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域 腫脹の診断
66巻10号(1994年10月発行)
66巻9号(1994年9月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の真菌症—診断と治療
66巻8号(1994年8月発行)
66巻7号(1994年7月発行)
66巻6号(1994年6月発行)
トピックス 耳管機能とその評価
66巻5号(1994年5月発行)
66巻4号(1994年4月発行)
66巻3号(1994年3月発行)
トピックス 頭頸部領域の悪性リンパ腫
66巻2号(1994年2月発行)
66巻1号(1994年1月発行)
65巻13号(1993年12月発行)
65巻12号(1993年11月発行)
65巻11号(1993年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科の機能検査マニュアル
65巻10号(1993年10月発行)
65巻9号(1993年9月発行)
65巻8号(1993年8月発行)
65巻7号(1993年7月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科とリハビリテーション
65巻6号(1993年6月発行)
65巻5号(1993年5月発行)
65巻4号(1993年4月発行)
65巻3号(1993年3月発行)
トピックス 耳鼻咽喉頭頸部領域の自己免疫疾患—最近の知見
65巻2号(1993年2月発行)
65巻1号(1993年1月発行)
トピックス 環境と耳鼻咽喉科
64巻13号(1992年12月発行)
トピックス メニエール病の診断と治療
64巻12号(1992年11月発行)
64巻10号(1992年10月発行)
トピックス 内視鏡による診療・最近の進歩
64巻11号(1992年10月発行)
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 症候群事典
64巻9号(1992年9月発行)
64巻8号(1992年8月発行)
トピックス 耳小骨連鎖再建術
64巻7号(1992年7月発行)
64巻6号(1992年6月発行)
64巻5号(1992年5月発行)
トピックス 補聴器の処方
64巻4号(1992年4月発行)
トピックス 頸部腫瘤の穿刺吸引細胞診
64巻3号(1992年3月発行)
64巻2号(1992年2月発行)
64巻1号(1992年1月発行)
トピックス 副鼻腔のエアロゾル療法
63巻13号(1991年12月発行)
63巻12号(1991年11月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の異物とその除去法
63巻11号(1991年11月発行)
特集 外来診療マニュアル—私はこうしている
63巻10号(1991年10月発行)
63巻9号(1991年9月発行)
63巻8号(1991年8月発行)
トピックス 舌癌の治療
63巻7号(1991年7月発行)
63巻6号(1991年6月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科医のための甲状腺疾患
63巻5号(1991年5月発行)
63巻4号(1991年4月発行)
63巻3号(1991年3月発行)
トピックス 高齢者と耳鼻咽喉科・愁訴と対応
63巻2号(1991年2月発行)
63巻1号(1991年1月発行)
62巻13号(1990年12月発行)
トピックス 鼻茸
62巻12号(1990年11月発行)
トピックス 聴力改善手術
62巻11号(1990年10月発行)
トピックス 心因性難聴
62巻10号(1990年10月発行)
症例特集 頭頸部腫瘍
62巻9号(1990年9月発行)
トピックス 嗅覚障害
62巻8号(1990年8月発行)
トピックス 小児副鼻腔炎
62巻7号(1990年7月発行)
トピックス 顔面神経麻痺
62巻6号(1990年6月発行)
トピックス 人工中耳・人工内耳
62巻5号(1990年5月発行)
トピックス 嚥下障害
62巻4号(1990年4月発行)
トピックス ダニとアレルギー
62巻3号(1990年3月発行)
トピックス 頭頸部癌に対する制癌剤の選択
62巻2号(1990年2月発行)
トピックス 音声外科
62巻1号(1990年1月発行)
トピックス 耳音響放射