文献詳細
文献概要
原著
頸部腫脹を主訴とした川崎病の1例
著者: 日高裕士1 藤井守1
所属機関: 1JA尾道総合病院耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.297 - P.300
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川崎病は,小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群とも呼ばれ,主として4歳以下の乳幼児に好発する原因不明の疾患である。本症の経過中にみられる心合併症,特に冠動脈瘤の形成は予後に重大な影響を与えることもあり,早期診断早期治療が望まれる。
今回われわれは,頸部リンパ節腫脹を主訴に受診した1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する。
川崎病は,小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群とも呼ばれ,主として4歳以下の乳幼児に好発する原因不明の疾患である。本症の経過中にみられる心合併症,特に冠動脈瘤の形成は予後に重大な影響を与えることもあり,早期診断早期治療が望まれる。
今回われわれは,頸部リンパ節腫脹を主訴に受診した1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する。
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