文献詳細
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の新しい器械,器具
Ⅱ.画像機器
文献概要
はじめに
従来のCTでは病変の拡がり,周囲組織との関係を三次元的に把握するためには,頭の中で二次元表現画像である平面画像を積み重ねて構築する必要があり,読影者の経験や能力によって得られる情報が異なるために客観的診断法が望まれていた。しかし生体の三次元画像の情報を得るために,コンピュータを利用して種々の連続した二次元画像の構築が施行されるようになってきている。
本稿では最近の鼻科領域の三次元表示画像(three-dimensional CT:3D-CT)について述べる。
従来のCTでは病変の拡がり,周囲組織との関係を三次元的に把握するためには,頭の中で二次元表現画像である平面画像を積み重ねて構築する必要があり,読影者の経験や能力によって得られる情報が異なるために客観的診断法が望まれていた。しかし生体の三次元画像の情報を得るために,コンピュータを利用して種々の連続した二次元画像の構築が施行されるようになってきている。
本稿では最近の鼻科領域の三次元表示画像(three-dimensional CT:3D-CT)について述べる。
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