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特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の新しい器械,器具 Ⅲ.内視鏡
3)頭頸部領域での内視鏡
著者: 森一功1 村田清高1 千々和圭一2 梅野博仁2
所属機関: 1近畿大学医学部耳鼻咽喉科学教室 2久留米大学医学部耳鼻咽喉科学教室
ページ範囲:P.91 - P.97
文献購入ページに移動頭頸部領域疾患の診断には,口腔,咽喉,頸部食道と気管の視診が不可欠である。その多くは,額帯鏡下での観察によりある程度は把握可能であるが,特に問題となる悪性腫瘍の早期発見や進展度の正確な診断には,やはり内視鏡での観察が不可欠となる1)。
現在,内視鏡と呼ばれるものは,直達鏡,光学的内視鏡,電子内視鏡の3つに大別される。これらはそれぞれ,解像度や明るさ,操作性などで近年格段に進歩してきている。
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