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文献概要
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の新しい器械,器具 Ⅴ.治療機器
1.レーザー
著者: 北原哲1
所属機関: 1防衛医科大学校耳鼻咽喉科学講座
ページ範囲:P.121 - P.126
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原子では,中心の原子核の周りを電子が回っている。この電子に外部からエネルギーを与えると,電子は回っていた軌道から外側の軌道に移動する。この状態を励起状態という。外側の軌道にあった電子は元の軌道に戻るが,このとき光放射が起こる。この光が他の励起状態にある原子に入射されると,光が誘導放出され増幅されてレーザー光となる。原子が存在している媒質によって,気体レーザー,液体レーザー固体レーザーに分類される。
レーザー光は広がらないため絞りやすく,極めて高いエネルギーを一点に集めることができる。
原子では,中心の原子核の周りを電子が回っている。この電子に外部からエネルギーを与えると,電子は回っていた軌道から外側の軌道に移動する。この状態を励起状態という。外側の軌道にあった電子は元の軌道に戻るが,このとき光放射が起こる。この光が他の励起状態にある原子に入射されると,光が誘導放出され増幅されてレーザー光となる。原子が存在している媒質によって,気体レーザー,液体レーザー固体レーザーに分類される。
レーザー光は広がらないため絞りやすく,極めて高いエネルギーを一点に集めることができる。
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