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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科73巻7号

2001年06月発行

目でみる耳鼻咽喉科

舌・口腔底に発生した神経鞘腫の1症例

著者: 清水俊行1 朝比奈紀彦1 渋谷恵夏1 小林一女1 洲崎春海1

所属機関: 1昭和大学医学部耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.418 - P.419

文献概要

 神経鞘腫はSchwann細胞由来の良性腫瘍で,発生部位は頭頸部,後縦隔,後腹膜などに多いといわれている。中でも頭頸部は神経鞘腫好発部位で,全体の約30%を占める。顎口腔領域に限ってみると,その頻度は約4%ほどである1)。そのうち舌の占める割合は約40%で最も頻度が高い2,3)
 今回われわれは,由来神経が同定された神経鞘腫の1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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