icon fsr

文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科74巻1号

2002年01月発行

トピックス 院内感染の現況とその取り扱い

6.院内感染とリスクマネジメント

著者: 中川俊正12

所属機関: 1大阪医科大学病態検査学 2大阪医科大学病院感染対策室

ページ範囲:P.37 - P.42

文献概要

 はじめに
 院内感染は医療事故同様,医療機関にとっては大きなリスクである。それでは,院内感染対策とリスクマネジメント運動はどう違うのであろうか。既に,行政主導で各医療機関での安全管理運動は始まっており,その中に院内感染対策を包括している施設もあるだろう。筆者は,感染対策とリスクマネジメント運動は別に考える必要があると思う。
 本稿では,まず院内感染対策とリスクマネジメント運動の違いを明らかにする。次に,本来の危機管理対応の面から新しい感染対策を説明する。最後に今後感染対策がどう進んでいくのかを考えてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら