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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科74巻13号

2002年12月発行

文献概要

連載 シリーズ/ここまでわかる画像

⑫甲状腺のエコー・CT・MRI

著者: 山田恵子1 五味直哉1 有賀明子1 澤野誠志1 河野敦1 小泉満1 山下孝1 杉谷巌2 鎌田信悦2

所属機関: 1癌研究会附属病院放射線科 2癌研究会附属病院頭頸科

ページ範囲:P.969 - P.977

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 はじめに
 一般に最もよく知られている甲状腺の疾患であるバセドウ病は,検診で約1,000人に1人の割合でみつかるといわれている1)。橋本病はもっと頻度が高く,成人女性の20〜30人に1人にみられる。腺腫様甲状腺腫は触診で100人中5〜6人にみつかり,甲状腺癌は成人女性の1,000人に3人の割合でみつかるという。さらに,エコー(US)を行うと約半数に甲状腺の結節性病変がみられるといわれている。
 本稿では,正常甲状腺およびこれら甲状腺疾患のUS,CTおよびMRI所見について述べたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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