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文献概要
はじめに
鼻科領域でCTを撮影するときは,診断をつけるため,診断はついているが術前の情報を得るため,手術を含めて治療効果の判定のためなどいろいろな場合がある。
本稿では,まず冠状断CTにおける鼻・副鼻腔の臨床解剖を解説し,最も臨床的に頻度が高いと思われる慢性副鼻腔炎の鼻内内視鏡手術の術前評価としての鼻・副鼻腔CTの意義と注意点を述べ,次に副鼻腔炎,顔面外傷,腫瘍などについて実際の症例を呈示しながら,CTでどれほどの情報が得られるかについて述べる。
鼻科領域でCTを撮影するときは,診断をつけるため,診断はついているが術前の情報を得るため,手術を含めて治療効果の判定のためなどいろいろな場合がある。
本稿では,まず冠状断CTにおける鼻・副鼻腔の臨床解剖を解説し,最も臨床的に頻度が高いと思われる慢性副鼻腔炎の鼻内内視鏡手術の術前評価としての鼻・副鼻腔CTの意義と注意点を述べ,次に副鼻腔炎,顔面外傷,腫瘍などについて実際の症例を呈示しながら,CTでどれほどの情報が得られるかについて述べる。
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