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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科74巻4号

2002年04月発行

目でみる耳鼻咽喉科

中耳炎と副鼻腔炎を認めたChurg-Strauss症候群の1例

著者: 中村英生1 小幡昌史1 近藤宏美1 樋口豊1 髙橋姿1

所属機関: 1新潟大学医学部耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.252 - P.253

文献概要

 Churg-Strauss症候群(以下,CSSと略)は気管支喘息,好酸球増加および全身性血管炎を主徴とする一群の疾患であり,1951年にChurgとStrauss1)により結節性動脈周囲炎より分離独立された。CSSにおける耳鼻咽喉科疾患の報告はまだ少ないが,高度の好酸球浸潤を伴う難治性の中耳炎2),副鼻腔炎を併発することもあり注意が必要である。
 患者:32歳男性。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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