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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科74巻5号

2002年04月発行

特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科における手術の危険度

12.人工内耳手術のリスクマネージメント

著者: 久保武1

所属機関: 1大阪大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.56 - P.60

文献概要

 はじめに
 1.人工内耳について
 人工内耳がわが国に導入されて以来4〜5年ごとに機種の改良が加えられてきており,その都度成績も向上してきた。それに伴い人工内耳の適応も拡大され,完全に聴覚をなくした聾から残聴のある重度難聴者へ,先天聾児,言語習得前失聴者小児へと適応が変わってきている。また,1994年の保険適用以降は患者の経済的負担はほとんどなくなり,その普及には目をみはるものがある。
 近年の人工内耳の適応は,以下の通りである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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