文献詳細
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科における手術の危険度
口腔咽頭
文献概要
はじめに
口腔底の腫瘍には,良性のものとしてがま腫,皮様嚢腫などの嚢胞性疾患や舌下腺腫瘍,小唾液腺腫瘍,血管腫などがあり,悪性腫瘍としては扁平上皮癌,唾液腺原発癌などがある。がま腫や血管腫は最近は硬化療法などが用いられることもあり手術適応が減っているが,そのほかは外科的切除が第1選択である。
本稿では,これらの疾患の手術の際に必要な注意点について述べる。
口腔底の腫瘍には,良性のものとしてがま腫,皮様嚢腫などの嚢胞性疾患や舌下腺腫瘍,小唾液腺腫瘍,血管腫などがあり,悪性腫瘍としては扁平上皮癌,唾液腺原発癌などがある。がま腫や血管腫は最近は硬化療法などが用いられることもあり手術適応が減っているが,そのほかは外科的切除が第1選択である。
本稿では,これらの疾患の手術の際に必要な注意点について述べる。
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