文献詳細
文献概要
鏡下咡語
Killian-Shirabe(K・S)額帯鏡
著者: 調賢哉1
所属機関: 1調耳鼻咽喉科クリニック
ページ範囲:P.540 - P.541
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漫画に出てくるお医者さんは,白衣,聴診器とならんで,必ず額帯反射鏡を持っている。この額帯反射鏡は,あたかもお医者さんの「シンボル」のようになっているが,実際に使うのは耳鼻咽喉科専門医だけである。これは,真ん中に穴が開いただけの凹面鏡にすぎない。1860年頃から使用されたらしいが,最初の電気のなかった時代は太陽やろうそくの炎を光源に使用していた。やがて電球の普及とともに非常に重宝がられる存在となった。
しかし,直達鏡検査を行う必要から,反射光を使わず前端に豆電球を付けた額帯ランプが普及し始めた。
漫画に出てくるお医者さんは,白衣,聴診器とならんで,必ず額帯反射鏡を持っている。この額帯反射鏡は,あたかもお医者さんの「シンボル」のようになっているが,実際に使うのは耳鼻咽喉科専門医だけである。これは,真ん中に穴が開いただけの凹面鏡にすぎない。1860年頃から使用されたらしいが,最初の電気のなかった時代は太陽やろうそくの炎を光源に使用していた。やがて電球の普及とともに非常に重宝がられる存在となった。
しかし,直達鏡検査を行う必要から,反射光を使わず前端に豆電球を付けた額帯ランプが普及し始めた。
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