はじめに
通常,“上気道”という言葉を用いるときは固有鼻腔から咽頭,喉頭を経由して気管,気管支へとつながる1本の経路を思い浮かべがちであるが,実際には副鼻腔もその経路の中に深く組み込まれている。“いわゆる”上気道と副鼻腔との密接な関係はわれわれが一般的に思っている以上のものがあり,Gwaltneyらによると,急性感冒(上気道炎)症例の90%近くには副鼻腔にもCT上で何らかの炎症性変化が観察されたと報告している1)。慢性副鼻腔炎はこの中でも最も代表的な疾患であり,その病態成立の中心となるものは従来より,「急性炎症の反復と副鼻腔排泄路の閉塞」による悪循環と考えられている。しかし,その臨床病態は,近年わが国で大きく変貌しつつあることが報告されている。すなわち,従来のいわゆる(細菌性)化膿性副鼻腔炎に変わり,何らかの形で(鼻)アレルギーや好酸球浸潤が病態の遷延化に関与する新たなタイプが増加してきていることである。しかし,この両者間における重複点と相違点,さらには炎症の遷延化や難治化に果たしてどのような因子が関与しているのかなどについては不明な点が多々存在している。
本稿では,当教室において副鼻腔を構成する細胞の中で,1)骨組織を構築する骨芽細胞と破骨細胞,2)粘膜組織における上皮細胞と炎症浸潤細胞とに着目し,病態の遷延化との関連性や鼻アレルギーとの関係について一連の検討を行ったので紹介する。
雑誌目次
耳鼻咽喉科・頭頸部外科74巻9号
2002年08月発行
雑誌目次
特集 難治性副鼻腔炎の治療
1.副鼻腔炎の難治化因子
著者: 夜陣紘治 , 竹野幸夫 , 石野岳志 , 古城門恭介
ページ範囲:P.587 - P.590
2.マクロライド療法の適応
著者: 洲崎春海
ページ範囲:P.592 - P.595
はじめに
工藤ら(1984年)によって,難治であった下気道の慢性炎症疾患であるび漫性汎細気管支炎(dif-fuse panbronchiolitis:DPB)に対するエリスロマイシン(EM)少量長期投与療法の有効性が報告された。DPBは非常に高率に慢性副鼻腔炎を併発するが,筆者ら(1990年)はDPBに併発した慢性副鼻腔炎に対する本療法の有効性を明らかにした。これらの報告に基づいて,慢性副鼻腔炎に対してEM,ロキシスロマイシン(RXM),クラリスロマイシン(CAM)といった14員環マクロライドの少量長期投与療法(マクロライド療法)が応用され,この治療法の優れた臨床効果が多くの研究により確認された。今日ではマクロライド療法は慢性副鼻腔炎治療の重要な位置を占めるに至った。
一方,この治療法があまりにも急速に広まったことで,本来手術的治療が必要な症例や無効症例に対しても,漫然と長期投与が行われる傾向が現れてきたのも事実である。マクロライド療法が慢性副鼻腔炎治療に応用されてから10年以上を経過しており,これまでの臨床効果の報告から本療法の効果が乏しい病態が明らかになってきた。
本稿では,慢性副鼻腔炎に対するマクロライド療法の適応について述べる。
3.好酸球浸潤を伴う副鼻腔炎の取り扱い
著者: 春名眞一
ページ範囲:P.597 - P.601
はじめに
副鼻腔粘膜に著明に活性好酸球が浸潤した副鼻腔炎を好酸球性副鼻腔炎と称し(図1),化膿性慢性副鼻腔炎とは異なる多くの臨床的特徴を有している1)。このような副鼻腔炎では,内視鏡下副鼻腔手術とマクロライド療法を併用しても術後成積が不良を呈することが多く,いわゆる難治性副鼻腔炎の範疇である。したがって,治療前に好酸球浸潤を伴う副鼻腔炎の有無を識別し,従来の副鼻腔炎とは異なった治療上の取り扱いをする必要がある。
本稿では,副鼻腔粘膜への好酸球浸潤した副鼻腔炎の診断と手術前・後の対処について述べる。
4.内視鏡手術の術後処理
著者: 出島健司
ページ範囲:P.602 - P.606
はじめに
慢性副鼻腔炎に対する内視鏡下鼻内手術(endo-scopic sinus surgery:ESS)後の患者の鼻内経過を数多く経験してきたが,その視点から難治性といえば筆者はまず第1にアスピリン喘息(aspirinsensitive asthma:ASA)に伴う副鼻腔炎を想起する。もちろん,難治性副鼻腔炎とはアスピリン喘息に伴う副鼻腔炎と同義という意味ではない。ASA以外のケースでもいろいろと術後難治で苦労した経験もあるし,また,自分の経験はほとんどなくとも嚢胞性線維症(cystic fibrosis)の副鼻腔炎やエイズに伴う副鼻腔炎,原発性線毛機能不全(primary ciliary dyskinesia)なども難治性副鼻腔炎として扱うべきと考える。ESSによる慢性副鼻腔炎の治療成績は,マクロライド療法の確立と相まって近年著しく向上したが,案外未だに難治性副鼻腔炎が示す疾患概念は広範で決して稀ではないように考えている。また,ESSの場合,当初は難治性と考えていなかったケースでも,術後難治といわざるを得ないような状況に遭遇することも時にある。
本特集は難治性副鼻腔炎の治療であり,特にここでは内視鏡手術の術後処理をテーマとしている。何を取り上げるのが妥当か難しいところだが,難治性と呼んでよいかどうかは別として,筆者が術後「難治」と認識した症例の積み重ねから,難治性と関連深いいくつかの項目をピックアップし解説していくことにする。
5.アスピリン不耐症・喘息合併例の取り扱い
著者: 榊原博樹 , 内山康裕 , 姫野一成
ページ範囲:P.609 - P.614
はじめに
アスピリン過敏症,喘息,鼻茸は合併することが多く,asthma triad1)あるいはアスピリン喘息(aspirin induced asthma:AIA)と呼ぼれ,そのような症例は一般に重症で難治性である。AIA患者は,アスピリンのみならず,インドメサシン,フェノプロフェン,イブプロフェンなど,アスピリン様の薬効をもつほとんど全ての酸性の非ステロイド性抗炎症薬(non-steroidal antiinflammatorydrugs:NSAID)に反応し,蕁麻疹や喘息発作を起こす2)。これらのNSAIDの共通した薬理作用であるアラキドン酸シクロオキシゲナーゼ阻害作用が過敏反応の引き金になるものと考えられている。すなわち,AIA患者にはアラキドン酸の代謝経路上に何らかの異常があり,それがNSAIDにより顕在化し過敏反応として現われてくるものと考えらている。
AIAは,NSAID以外に食品や医薬品の添加物として広汎に使用されているタートラジン(食用黄色4号),安息香酸ナトリウム,パラオキシ安息香酸エステル類(パラベン),ベンジルアルコールなどにも過敏性をもつことがある3)。また,気管支喘息の治療に頻用されるコハク酸エステル型の静注用副腎皮質ステロイド薬に対しても高頻度(50〜75%)に過敏反応を起こして喘息症状が悪化する3)。さらに,自然界に広く分布しており,果物などの食物として摂取される機会の多いサリチル酸誘導体や安息香酸誘導体でも過敏反応が起こるという指摘もある。AIAの誘因にはこのような種々の医薬品や添加物などの環境因子の関与が考えられ,単にNSAIDを除外しただけでは症状のコントロールが難しい由縁であろう。
以下に述べるようにAIAには鼻炎,副鼻腔炎,鼻茸の合併頻度が高いが,その合併機序や因果関係に関しては不明な点が多い。本稿ではAIAに合併する鼻・副鼻腔疾患の特徴を明らかにしたうえでその治療や管理上の注意点について述べる。
目でみる耳鼻咽喉科
ダンベル型耳下腺多形腺腫の1症例
著者: 村井道典 , 平松隆 , 山田南星 , 宮田英雄
ページ範囲:P.584 - P.585
耳下腺腫瘍の多くは浅葉に存在し,深葉由来のものは約10〜20%とされている1)。その中で,ダンベル型は副咽頭間隙に拡がり摘出が困難なことで知られている。
今回われわれは,巨大なダンベル型耳下腺腫瘍の1症例を経験したので報告する。
鏡下咡語
ロシア訪問記
著者: 茂木五郎
ページ範囲:P.618 - P.620
本誌68巻(1996年)13号の海外トピックスに「ロシア鼻科学会」という拙文を掲載させて頂いた。2001年6月に4度目のロシア訪問の機会を得たので,前回(第3回),1998年5月の渡露と合わせてレポートしたい。
ロシア耳鼻咽喉科学会は既に19世紀末に設立されているが,関連する学会,つまり,耳学会,鼻学会などはなかった。ペレストロイカ以後,ロシアの鼻科学を中心とした人々が,ロシア鼻科学会を1993年に設立,その記念学会がモスクワで開催され,それに招待され特別講演を担当し,以後1996年と1998年のロシア鼻科学会に招かれた。1998年の第3回はKursk市で開催された。この都市の名前は,昨年ロシアの原子力潜水艦がノルウエー沖で沈没,100名近くの乗組員が死亡したことが大きく報道されたが,その艦の名前がKurskである。モスクワから南へ列車で約6時間(300km),何の変哲もない田舎の小都市で,第2次世界大戦の激戦地としてロシアでは知られている。会長が地元大学の教授で,ロシア鼻科学会の重鎮,G.Pisku-nov先生の実兄である。
原著
頸縦隔型脂肪肉腫の1例
著者: 小泉康雄 , 新藤晋 , 横島一彦 , 中溝宗永 , 八木聰明 , 笹島耕二 , 横山宗伯 , 杉崎祐一
ページ範囲:P.622 - P.626
はじめに
脂肪肉腫は軟部組織に発生する肉腫の10〜12%を占め,臀部,後腹膜,近位四肢深部に好発する。頸部,縦隔内に発生する脂肪肉腫の頻度は低く,頸部発生は0.6〜5.6%1〜3),縦隔発生は0.05%4)と報告されている。その中でも頸部から縦隔内に連続する頸縦隔型脂肪肉腫は極めて頻度が低く,国内外合わせて5例が報告されているのみである5〜9)。
今回われわれは,右頸部から上縦隔にかけて発生した頸縦隔型脂肪肉腫の1例を経験したので報告する。
後頸部に認めた成人嚢胞状リンパ管腫の1例
著者: 毛利麻里 , 柴田裕達 , 中野香代子 , 内沼栄樹
ページ範囲:P.630 - P.632
はじめに
嚢胞状リンパ管腫はその75%が頸部にみられ,90%以上は2歳までに発症するといわれている1〜3)。成人における発症は稀であり2〜4),また成人の後頸部に発生したとの報告はない。
今回われわれは,成人の後頸部にみられた嚢胞状リンパ管腫の1例を経験したので報告する。
ツベルクリン反応が陰性であった頸部リンパ節結核の1症例
著者: 我那覇章 , 糸数哲郎 , 玉城和則 , 新垣京子
ページ範囲:P.635 - P.638
はじめに
結核は,本邦において新規発生患者数が1997年に38年ぶりに前年を上回り,厚生省より非常事態宣言が発令されるなど,再興感染症として注目を集めている。耳鼻咽喉科領域において,頸部リンパ節結核は頸部腫瘤の鑑別疾患の1つとして常に念頭に置く必要のある疾患である。一般に頸部リンパ節結核が疑われた場合には,ッベルクリン反応が簡便で有用な検査である。
今回われわれは,ツベルクリン反応が陰性で,最終的には摘出したリンパ節の病理組織学的所見より診断が確定した頸部リンパ節結核の1症例を経験した。本症例の経過およびツベルクリン反応が陰性であった原因も含め,文献的考察を加えて報告する。
手術・手技
側頭骨横骨折に対する顔面神経全減荷術の1例—拡大経迷路法によるアプローチ
著者: 前田学 , 中川文夫 , 宮原孝和 , 斉藤龍介 , 宇野欽哉
ページ範囲:P.641 - P.644
はじめに
側頭骨は聴・平衡覚器官を包含し,顔面神経を初めとする多数の脳神経や内頸動静脈など重要血管の頭蓋内外交通路として重要であり,頭部外傷に伴う頭蓋底骨折に際し高率に障害される部位でもある1)。側頭骨骨折は錐体長軸に対する骨折線の走行により縦骨折と横骨折に分類され,横骨折では縦骨折に比べ顔面神経麻痺を伴う率が高い。外傷性顔面神経麻痺に対する治療方針は障害部位と程度により異なるが,特に側頭骨骨折に伴う麻痺に対しては手術の適応,術式について未だ議論がある2)。
われわれは側頭骨横骨折により顔面神経迷路部が損傷された症例を経験し,積極的治療として拡大経迷路法による顔面神経全減荷術を施行し良好な結果が得られたので,術式について若下の考察を加え報告する。
連載 シリーズ/ここまでわかる画像
⑧頸部・喉頭領域の超音波診断
著者: 古川政樹 , 古川まどか
ページ範囲:P.647 - P.653
はじめに
耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域における超音波医学の発展は,様々な事情から他科領域に比べるとやや遅れ気味ではあったが1),触診と同様の感覚でリアルタイムに断層像を表示することが可能な電子走査型診断装置,頸部領域の使用に適する高周波小型プローブが開発され,実地応用の機会が増加するとともに,非侵襲性,簡便性といった特性をもつ超音波の有用性が広く理解されるようになり,現在では触診を補う極めて有効な補助診断法として認知されている。さらに近年は,デジタル化技術の進展に伴う超音波診断装置の目覚しい進歩によって,Bモード法における分解能の向上だけでなく,全く新しい技術の臨床応用が実現し超音波診断は新たな段階に入った。
本稿では,超音波診断に関する新手法の解説およびそれらの頸部領域における今後の臨床応用の可能性,従来のBモード法などを中心とした最近の知見を概説する。
本文中に使用した画像は,特にことわりのない限りGE横河メディカルシステム(※)社製,LOGIQ 700(※※)EXPERT Series,739Lプローブ/5〜10MHzにより撮影した。
基本情報

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特集 長引く咳を診る
87巻9号(2015年8月発行)
特集② 今また結核を見直す
87巻8号(2015年7月発行)
特集② 味と味覚障害の最前線
87巻7号(2015年6月発行)
特集 All about頭頸部再建—多彩な皮弁を使いこなす!
87巻6号(2015年5月発行)
特集 注意すべき真菌症診療の落とし穴
87巻5号(2015年4月発行)
増刊号 こんなときの対応法がわかる 耳鼻咽喉科手術ガイド
87巻4号(2015年4月発行)
特集 最新の補聴器診療—補聴器による聴覚リハビリテーション
87巻3号(2015年3月発行)
特集 痛みの鑑別診断
87巻2号(2015年2月発行)
特集 膿瘍—マネジメントとピットフォール
87巻1号(2015年1月発行)
特集 新しい治療機器
86巻13号(2014年12月発行)
特集 口腔粘膜の難治疾患への対応法
86巻12号(2014年11月発行)
特集② 創管理の最前線—知っておきたい形成外科の知識
86巻11号(2014年10月発行)
特集 インフルエンザ
86巻10号(2014年9月発行)
特集 咽頭癌・頸部食道癌の治療戦略Update
86巻9号(2014年8月発行)
特集 前庭機能検査の新展開
86巻8号(2014年7月発行)
特集② 緩和医療・支持療法を知る
86巻7号(2014年6月発行)
特集 鼻副鼻腔内視鏡手術Update
86巻6号(2014年5月発行)
特集② 歯科口腔外科の話題
86巻5号(2014年4月発行)
増刊号 画像診断パーフェクトガイド―読影のポイントとピットフォール
86巻4号(2014年4月発行)
特集 音声外科Update
86巻3号(2014年3月発行)
特集② 知っておきたい血液内科の知識―専門医の診方・治し方
86巻2号(2014年2月発行)
特集 小児難聴Update
86巻1号(2014年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の最新トピックス
85巻13号(2013年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域疾患の最新疫学
85巻12号(2013年11月発行)
特集② 耳鼻咽喉科領域のジェネリック医薬品とサプリメント
85巻11号(2013年10月発行)
特集 帰してはいけない耳鼻咽喉科外来患者
85巻10号(2013年9月発行)
特集② 知っておきたい消化器疾患の知識―専門医の診方・治し方
85巻9号(2013年8月発行)
特集 局所副腎皮質ステロイドの正しい使い方
85巻8号(2013年7月発行)
特集② 知っておきたい呼吸器疾患―専門医の診方・治し方
85巻7号(2013年6月発行)
特集 分子標的薬時代の耳鼻咽喉科診療―処方するとき,服用患者を診るときのポイント
85巻6号(2013年5月発行)
特集② 知っておきたい神経内科の知識―専門医の診方・治し方
85巻5号(2013年4月発行)
特集 急患・急変対応マニュアル―そのとき必要な処置と処方
85巻4号(2013年4月発行)
特集 身につけたいリハビリテーションの最新スキル
85巻3号(2013年3月発行)
特集② コーンビームCT活用法
85巻2号(2013年2月発行)
特集 ここまでできる外来手術
85巻1号(2013年1月発行)
特集 花粉症の治療―新たな展開
84巻13号(2012年12月発行)
特集 メニエール病Update
84巻12号(2012年11月発行)
特集② 知っておきたい小児科の知識―専門医の診方・治し方
84巻11号(2012年10月発行)
特集 扁桃とアデノイドUpdate
84巻10号(2012年9月発行)
特集② 知っておきたい眼科の知識―専門医の診方・治し方
84巻9号(2012年8月発行)
特集 HPV・EBVと頭頸部腫瘍
84巻8号(2012年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域のアンチエイジング
84巻7号(2012年6月発行)
特集 診療ガイドラインのエッセンスとその活用法
84巻6号(2012年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科手術におけるナビゲーションとモニタリング
84巻5号(2012年4月発行)
特集 最新の診療NAVI―日常診療必携
84巻4号(2012年4月発行)
特集 最新の漢方診療
84巻3号(2012年3月発行)
特集 知っておきたい精神神経科の知識―専門医の診方・治し方
84巻2号(2012年2月発行)
特集 ワクチン
84巻1号(2012年1月発行)
特集 日常診療で遭遇するトラブルへの対応
83巻13号(2011年12月発行)
特集 治りにくい症状への対応
83巻12号(2011年11月発行)
特集 知っておきたい皮膚科の知識―専門医の診方・治し方
83巻11号(2011年10月発行)
特集 こんなときどうする?―鼻科手術編
83巻10号(2011年9月発行)
特集 これを読めばPETがわかる
83巻9号(2011年8月発行)
特集 こんなときどうする?―耳科手術編
83巻8号(2011年7月発行)
特集 知っておきたい唾液腺疾患
83巻7号(2011年6月発行)
特集 こんなときどうする?―頭頸部外科編
83巻6号(2011年5月発行)
特集 最新技術―補聴器と人工中耳・人工内耳
83巻5号(2011年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科感染症の完全マスター
83巻4号(2011年4月発行)
特集 特殊疾患への対応
83巻3号(2011年3月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疼痛への対応
83巻2号(2011年2月発行)
特集 診療所における工夫―私はこうしている
83巻1号(2011年1月発行)
特集 めまい―最新のトピックス
82巻13号(2010年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科における心因性疾患とその対応
82巻12号(2010年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―書類作成と留意点
82巻11号(2010年10月発行)
特集 表在癌の新しい対応
82巻10号(2010年9月発行)
特集 好酸球関連の病変
82巻9号(2010年8月発行)
82巻8号(2010年7月発行)
82巻7号(2010年6月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域と感染症
82巻6号(2010年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の術後機能評価
82巻5号(2010年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の検査マニュアル―方法・結果とその解釈
82巻4号(2010年4月発行)
82巻3号(2010年3月発行)
特集 診療ガイドライン・診療の手引き概要
82巻2号(2010年2月発行)
82巻1号(2010年1月発行)
特集 急性感音難聴の取り扱い
81巻13号(2009年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―知っておきたい臨床解剖
81巻12号(2009年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来手技とインシデント・アクシデント
81巻11号(2009年10月発行)
特集 聴覚障害を生じる薬物
81巻10号(2009年9月発行)
特集 放射線治療における有害事象
81巻9号(2009年8月発行)
81巻8号(2009年7月発行)
81巻7号(2009年6月発行)
特集 最近の頭頸部癌治療
81巻6号(2009年5月発行)
特集 リスクマネジメント
81巻5号(2009年4月発行)
特集 頭頸部再建外科―日常臨床から理論まで
81巻4号(2009年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(3)
81巻3号(2009年3月発行)
特集 診療所で必要な救急処置
81巻2号(2009年2月発行)
81巻1号(2009年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(2)糖尿病合併者のステロイド療法
80巻13号(2008年12月発行)
特集 聴神経腫瘍の治療:症例呈示と治療原則
80巻12号(2008年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(1)小児難聴児への対応
80巻11号(2008年10月発行)
80巻10号(2008年9月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疾患とその処方例
80巻9号(2008年8月発行)
80巻8号(2008年7月発行)
特集 嚥下障害手術のコツ
80巻7号(2008年6月発行)
80巻6号(2008年5月発行)
80巻5号(2008年4月発行)
特集 オフィスサージャリー・ショートステイサージャリー
80巻4号(2008年4月発行)
特集 女性と耳鼻咽喉科疾患
80巻3号(2008年3月発行)
80巻2号(2008年2月発行)
80巻1号(2008年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―症例報告発表・論文執筆のコツ,注意点
79巻13号(2007年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来処置,手術のコツ,注意点
79巻12号(2007年11月発行)
79巻11号(2007年10月発行)
特集 地域医療との共生―術後処置の依頼と紹介
79巻10号(2007年9月発行)
79巻9号(2007年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科関連の資格等の取得について
79巻8号(2007年7月発行)
79巻7号(2007年6月発行)
特集 新生児聴覚検診の役割
79巻6号(2007年5月発行)
79巻5号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科のリハビリテーション―症例を中心に
79巻4号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の真菌感染の治療
79巻3号(2007年3月発行)
79巻2号(2007年2月発行)
特集 抗菌薬のファースト・チョイス
79巻1号(2007年1月発行)
特集 頭頸部領域の温度外傷・化学的腐食の取り扱い
78巻13号(2006年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―手術手技とコツ
78巻12号(2006年11月発行)
78巻11号(2006年10月発行)
特集 スポーツと耳鼻咽喉科疾患
78巻10号(2006年9月発行)
78巻9号(2006年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科疾患と高齢者(65歳以上)への対応
78巻8号(2006年7月発行)
78巻7号(2006年6月発行)
特集 知っておきたい耳鼻咽喉科疾患の病理
78巻6号(2006年5月発行)
78巻5号(2006年4月発行)
78巻4号(2006年4月発行)
特集 甲状腺疾患の診断と治療
78巻3号(2006年3月発行)
特集 突発性難聴の今
78巻2号(2006年2月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の疼痛
78巻1号(2006年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とウイルス
77巻13号(2005年12月発行)
77巻12号(2005年11月発行)
特集 耳管機能検査
77巻11号(2005年10月発行)
特集 副鼻腔炎
77巻10号(2005年9月発行)
特集 嗄声の診断と治療
77巻9号(2005年8月発行)
77巻8号(2005年7月発行)
特集 頸部リンパ節腫脹
77巻7号(2005年6月発行)
特集 補聴器に関する最近の変化
77巻6号(2005年5月発行)
特集 囊胞性疾患
77巻5号(2005年4月発行)
特集 聴力改善手術
77巻4号(2005年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の異物とその摘出法
77巻3号(2005年3月発行)
特集 味覚・嗅覚障害
77巻2号(2005年2月発行)
77巻1号(2005年1月発行)
特集 顔面神経麻痺
76巻13号(2004年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の癌化学療法レジメン
76巻12号(2004年11月発行)
76巻11号(2004年10月発行)
76巻10号(2004年9月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻9号(2004年8月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻8号(2004年7月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻7号(2004年6月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻6号(2004年5月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻5号(2004年4月発行)
特集 上気道アレルギーを診る
76巻4号(2004年4月発行)
特集 画像・動画の保存とプレゼンテーション
76巻3号(2004年3月発行)
特集 好酸球性中耳炎
76巻2号(2004年2月発行)
特集 人工聴覚手術の現況
76巻1号(2004年1月発行)
75巻13号(2003年12月発行)
特集 電子カルテの現在と将来
75巻12号(2003年11月発行)
75巻11号(2003年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科におけるナビゲーション手術
75巻10号(2003年9月発行)
75巻9号(2003年8月発行)
特集 いびきの治療
75巻8号(2003年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の皮膚・粘膜疾患
75巻7号(2003年6月発行)
75巻6号(2003年5月発行)
75巻5号(2003年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の機能検査―何がどこまでわかるか―
75巻4号(2003年4月発行)
75巻3号(2003年3月発行)
75巻2号(2003年2月発行)
特集 薬物による聴覚障害
75巻1号(2003年1月発行)
74巻13号(2002年12月発行)
特集 身体障害者福祉法と耳鼻咽喉科
74巻12号(2002年11月発行)
特集 急性感音難聴
74巻11号(2002年10月発行)
特集 小児の人工内耳
74巻10号(2002年9月発行)
74巻9号(2002年8月発行)
特集 難治性副鼻腔炎の治療
74巻8号(2002年7月発行)
74巻7号(2002年6月発行)
74巻6号(2002年5月発行)
特集 私のクリニック
74巻5号(2002年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科における手術の危険度
74巻4号(2002年4月発行)
74巻3号(2002年3月発行)
74巻2号(2002年2月発行)
トピックス めまいの治療
74巻1号(2002年1月発行)
トピックス 院内感染の現況とその取り扱い
73巻13号(2001年12月発行)
73巻12号(2001年11月発行)
トピックス 心身医学と耳鼻咽喉科
73巻11号(2001年10月発行)
73巻10号(2001年9月発行)
トピックス 嚥下障害
73巻9号(2001年8月発行)
73巻8号(2001年7月発行)
73巻7号(2001年6月発行)
73巻6号(2001年5月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科と遺伝子解析
73巻5号(2001年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の新しい器械,器具
73巻4号(2001年4月発行)
トピックス クリニカルパスとその周辺
73巻3号(2001年3月発行)
73巻2号(2001年2月発行)
トピックス 今話題の花粉症
73巻1号(2001年1月発行)
72巻13号(2000年12月発行)
72巻12号(2000年11月発行)
トピックス 補聴器とその適合
72巻11号(2000年10月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域のレーザー治療—その適応と成績
72巻10号(2000年9月発行)
72巻9号(2000年8月発行)
72巻8号(2000年7月発行)
72巻7号(2000年6月発行)
72巻6号(2000年5月発行)
72巻5号(2000年4月発行)
特集 全身疾患と耳鼻咽喉科
72巻4号(2000年4月発行)
72巻3号(2000年3月発行)
トピックス 結核と耳鼻咽喉科
72巻2号(2000年2月発行)
72巻1号(2000年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科と奇形
71巻13号(1999年12月発行)
71巻12号(1999年11月発行)
トピックス ことばの障害と耳鼻咽喉科
71巻11号(1999年10月発行)
71巻10号(1999年9月発行)
トピックス めまい—私の考え方
71巻9号(1999年8月発行)
71巻8号(1999年7月発行)
71巻7号(1999年6月発行)
71巻6号(1999年5月発行)
71巻5号(1999年4月発行)
特集 再建外科
71巻4号(1999年4月発行)
71巻3号(1999年3月発行)
71巻2号(1999年2月発行)
71巻1号(1999年1月発行)
70巻13号(1998年12月発行)
70巻12号(1998年11月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その3)
70巻11号(1998年10月発行)
70巻10号(1998年9月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その2)
70巻9号(1998年8月発行)
70巻8号(1998年7月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その1)
70巻7号(1998年6月発行)
70巻6号(1998年5月発行)
トピックス ベル麻痺の診断と治療—最近の知見
70巻5号(1998年4月発行)
特集 高齢者の耳鼻咽喉科・頭頸部疾患—治療とリハビリのてびき
70巻4号(1998年4月発行)
70巻3号(1998年3月発行)
70巻2号(1998年2月発行)
70巻1号(1998年1月発行)
69巻13号(1997年12月発行)
69巻12号(1997年11月発行)
トピックス 頭頸部領域の乳頭腫—その基礎と臨床
69巻11号(1997年10月発行)
69巻10号(1997年9月発行)
トピックス 鼻アレルギーの診断と治療—最近の知見
69巻9号(1997年8月発行)
69巻8号(1997年7月発行)
69巻7号(1997年6月発行)
69巻6号(1997年5月発行)
特集 外傷と耳鼻咽喉科
69巻5号(1997年5月発行)
69巻4号(1997年4月発行)
69巻3号(1997年3月発行)
69巻2号(1997年2月発行)
トピックス 口腔疾患の診断と治療
69巻1号(1997年1月発行)
68巻13号(1996年12月発行)
68巻12号(1996年11月発行)
68巻11号(1996年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科手術マニュアル—私の方法
68巻10号(1996年10月発行)
68巻9号(1996年9月発行)
68巻8号(1996年8月発行)
トピックス 聴神経腫瘍
68巻7号(1996年7月発行)
68巻6号(1996年6月発行)
68巻5号(1996年5月発行)
68巻4号(1996年4月発行)
68巻3号(1996年3月発行)
68巻2号(1996年2月発行)
68巻1号(1996年1月発行)
67巻13号(1995年12月発行)
67巻11号(1995年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の画像診断
67巻12号(1995年11月発行)
67巻10号(1995年10月発行)
トピックス ウェゲナー肉芽腫症の診断と治療
67巻9号(1995年9月発行)
67巻8号(1995年8月発行)
67巻7号(1995年7月発行)
トピックス 下咽頭・頸部食道癌の治療とその成績
67巻6号(1995年6月発行)
67巻5号(1995年5月発行)
67巻4号(1995年4月発行)
67巻3号(1995年3月発行)
トピックス 日帰り手術
67巻2号(1995年2月発行)
67巻1号(1995年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉・頭頸部領域のスポーツ外傷
66巻13号(1994年12月発行)
66巻12号(1994年11月発行)
トピックス メディカルフォトテクニック
66巻11号(1994年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域 腫脹の診断
66巻10号(1994年10月発行)
66巻9号(1994年9月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の真菌症—診断と治療
66巻8号(1994年8月発行)
66巻7号(1994年7月発行)
66巻6号(1994年6月発行)
トピックス 耳管機能とその評価
66巻5号(1994年5月発行)
66巻4号(1994年4月発行)
66巻3号(1994年3月発行)
トピックス 頭頸部領域の悪性リンパ腫
66巻2号(1994年2月発行)
66巻1号(1994年1月発行)
65巻13号(1993年12月発行)
65巻12号(1993年11月発行)
65巻11号(1993年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科の機能検査マニュアル
65巻10号(1993年10月発行)
65巻9号(1993年9月発行)
65巻8号(1993年8月発行)
65巻7号(1993年7月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科とリハビリテーション
65巻6号(1993年6月発行)
65巻5号(1993年5月発行)
65巻4号(1993年4月発行)
65巻3号(1993年3月発行)
トピックス 耳鼻咽喉頭頸部領域の自己免疫疾患—最近の知見
65巻2号(1993年2月発行)
65巻1号(1993年1月発行)
トピックス 環境と耳鼻咽喉科
64巻13号(1992年12月発行)
トピックス メニエール病の診断と治療
64巻12号(1992年11月発行)
64巻10号(1992年10月発行)
トピックス 内視鏡による診療・最近の進歩
64巻11号(1992年10月発行)
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 症候群事典
64巻9号(1992年9月発行)
64巻8号(1992年8月発行)
トピックス 耳小骨連鎖再建術
64巻7号(1992年7月発行)
64巻6号(1992年6月発行)
64巻5号(1992年5月発行)
トピックス 補聴器の処方
64巻4号(1992年4月発行)
トピックス 頸部腫瘤の穿刺吸引細胞診
64巻3号(1992年3月発行)
64巻2号(1992年2月発行)
64巻1号(1992年1月発行)
トピックス 副鼻腔のエアロゾル療法
63巻13号(1991年12月発行)
63巻12号(1991年11月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の異物とその除去法
63巻11号(1991年11月発行)
特集 外来診療マニュアル—私はこうしている
63巻10号(1991年10月発行)
63巻9号(1991年9月発行)
63巻8号(1991年8月発行)
トピックス 舌癌の治療
63巻7号(1991年7月発行)
63巻6号(1991年6月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科医のための甲状腺疾患
63巻5号(1991年5月発行)
63巻4号(1991年4月発行)
63巻3号(1991年3月発行)
トピックス 高齢者と耳鼻咽喉科・愁訴と対応
63巻2号(1991年2月発行)
63巻1号(1991年1月発行)
62巻13号(1990年12月発行)
トピックス 鼻茸
62巻12号(1990年11月発行)
トピックス 聴力改善手術
62巻11号(1990年10月発行)
トピックス 心因性難聴
62巻10号(1990年10月発行)
症例特集 頭頸部腫瘍
62巻9号(1990年9月発行)
トピックス 嗅覚障害
62巻8号(1990年8月発行)
トピックス 小児副鼻腔炎
62巻7号(1990年7月発行)
トピックス 顔面神経麻痺
62巻6号(1990年6月発行)
トピックス 人工中耳・人工内耳
62巻5号(1990年5月発行)
トピックス 嚥下障害
62巻4号(1990年4月発行)
トピックス ダニとアレルギー
62巻3号(1990年3月発行)
トピックス 頭頸部癌に対する制癌剤の選択
62巻2号(1990年2月発行)
トピックス 音声外科
62巻1号(1990年1月発行)
トピックス 耳音響放射