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目でみる耳鼻咽喉科
腎性上皮小体機能亢進症の1例
著者: 神野定男1 橋本大1 谷本均1 齋藤幹1 大津雅秀1 石田春彦1 丹生健一1
所属機関: 1神戸大学大学院医学系研究科器官治療医学講座 耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野
ページ範囲:P.678 - P.679
文献購入ページに移動症例:49歳男性。
主訴:高リン血症。
現病歴:28歳時に慢性腎不全と診断され,38歳時より血液透析が導入された。47歳時に血清リン高値を指摘され二次性上皮小体機能亢進症と診断された。高PTH値,および高リン血症に対して炭酸カルシウムとビタミンDの投与を行ったが効果がなく,外科的治療を目的に2002年8月8日に当科を紹介され受診した。
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