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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科75巻10号

2003年09月発行

原著

化学療法が著効を示した嗅神経芽細胞腫の1例

著者: 宮里麻鈴1 福島典之1 川本浩子1 森良樹1 大久保剛1

所属機関: 1県立広島病院耳鼻咽喉科頭頸部外科

ページ範囲:P.693 - P.696

文献概要

I.はじめに

 嗅神経芽細胞腫は嗅神経上皮を発生母地とし,鼻腔嗅部に好発する悪性腫瘍である。その発生頻度は鼻腔腫瘍の約3%である1)。治療法として,一般的には手術と放射線療法の併用が勧められている1)。一方,化学療法については有効であるとの報告も散見される1)

 今回われわれは,化学療法が著効を示した嗅神経芽細胞腫の1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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