I.はじめに
ナビゲーションシステムは,手術部位の確認をリアルタイムに行いながら,安全で確実な手術ができることから,技術と経験に頼っていた外科手術に変革を与えようとしている。特に耳鼻咽喉科・頭頸部領域は,眼窩,頭蓋底などの危険部位が隣接し,また重要な神経,血管が走行するなど解剖学的に複雑で個人差が多く,そのため副損傷があとを絶たない。また構造的に骨組織で囲まれ,臓器変形が少ないためナビゲーション手術に適している。歴史的に手術用ナビゲーションの概念がHorsley-Clarkにより提唱されてから約100年,日本ではニューロナビゲーターが開発されて約18年が経過する。一方耳鼻咽喉科・頭頸部領域では,1993年にZinreichら1)が副鼻腔の手術に初めて使用し,その後欧米で盛んに使われるようになり,多くの報告もみられる。国内では1995年に西﨑ら2)が外耳道奇形手術に,黄川田ら3)が鼻内副鼻腔手術に使用した。現在国内の耳鼻咽喉科医療施設のうち,約40施設でナビゲーションシステムが使用されている。筆者らの施設でも1997年から導入し,現在までに270例の症例に応用してきた(表1)。
今日,その適応は拡大され鼻・副鼻腔手術以外に耳科・側頭骨手術,頭頸部・頭蓋底手術,顎・顔面外傷のほかに生検,手術教育,トレーニング,遠隔医療にまで応用されてきている。
本稿では,ナビゲーションシステムおよび周辺機器の現状,手術の現状,課題と将来展望などについて述べる。
雑誌目次
耳鼻咽喉科・頭頸部外科75巻11号
2003年10月発行
雑誌目次
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科におけるナビゲーション手術
1.耳鼻咽喉科・頭頸部外科におけるナビゲーション手術の現状
著者: 友田幸一
ページ範囲:P.781 - P.786
2.鼻手術におけるナビゲーションとその将来
著者: 鴻信義
ページ範囲:P.787 - P.792
I.はじめに
鼻・副鼻腔手術は,耳鼻咽喉科領域の手術ではナビゲーションシステムの応用が最も早く,1993年のZinreichら1)の報告に始まる。本邦では1998年頃より内視鏡下鼻内手術(以下,ESSと略)における有用性が報告されてきた2~4)。鼻・副鼻腔は元来,解剖学的に複雑な構造を有し,個体差も大きい5)。また眼窩,前頭蓋,視神経などの重要な周辺臓器と副鼻腔を隔てているのは薄い骨壁のみであり,髄液鼻漏や視器損傷といった手術時副損傷の報告があとを絶たない6,7)。しかし,硬性内視鏡が描出する鮮明な術野の画像に,ナビゲーションシステムが表示する3次元的な術野のオリエンテーションが加わることで,より安全で的確な手術操作が可能となる。
本稿では,鼻科領域におけるナビゲーション手術の現状と今後の展望について述べる。
3.側頭骨におけるナビゲーション手術とその将来
著者: 福田諭
ページ範囲:P.795 - P.798
I.はじめに
近年の医療の最新のキーワードの1つとして,robotics,ロボット手術,低侵襲内視鏡下手術,コンピューター(支援)外科,tele-medicine(surgery),画像誘導手術(image guided surgery),ナビゲーション手術,オープンMRIなどの分野が挙げられ,まさに急速な進歩とその臨床応用がなされてきている。
わが国における耳鼻咽喉科領域でのナビゲーション手術は,鼻・副鼻腔領域での報告が圧倒的に多く1),欧米の報告2,3)を除き側頭骨領域の手術ナビゲーションの報告は現在まで極めて少ない。
われわれは,1999年7月から側頭骨領域の手術において,光学式ナビゲーションシステムを使用して4~7)既に46例を経験している。本稿では耳・側頭骨手術における具体的方法,結果,有用性,問題点,適応などについて述べていきたい。
4.頭頸部外科におけるナビゲーション手術とその将来
著者: 伊藤卓 , 岸本誠司
ページ範囲:P.799 - P.803
I.はじめに
脳神経外科領域において,以前から使用されていたナビゲーションシステムが,約10年前より耳鼻咽喉科領域においても用いられるようになってきた。しかし,その応用は主に耳や鼻・副鼻腔領域に限られており,頭頸部領域,特に頭蓋底手術における報告はまだ少ない。頭頸部領域には眼窩・頭蓋底など解剖学的に複雑な領域が多く,多くの重要な神経・血管が走行し,しかも個人差が大きい。また,手術を行う際に複数科にまたがって行われる場合も多く,それぞれの医師個人の解剖学的イメージをリアルタイムに共有することは難しい。このような特殊な領域において安全で確実な手術を行うために,ナビゲーションシステムは重要な手術支援機器となり得ると考えられる。
われわれは,2000年12月より頭頸部・頭蓋底領域において光学式ナビゲーションシステムを14例に応用し,その有用性を確認することができた(図1)。対象症例は全て頭蓋底進展腫瘍であり,術式別の内訳は,前頭蓋底手術5例,中頭蓋底手術1例,側頭骨手術3例,側頭下窩手術3例,Le Fort I 型骨切り手術2例で,ほとんどの症例が再発例であった。これらの経験と文献的考察から本システムの有用性,問題点,将来性などについて解説する。
目でみる耳鼻咽喉科
頸部より発生した悪性孤立性線維性腫瘍
著者: 上田祥久 , 豊住康夫 , 中島格
ページ範囲:P.762 - P.763
孤立性線維性腫瘍(solitary fibrous tumor:SFT)は従来胸膜中皮由来とされ,限局性胸膜中皮腫と呼ばれた。近年,結合組織由来の間葉系腫瘍として報告され,そのほとんどが胸膜発生である。SFTは耳鼻咽喉科・頭頸部領域でも鼻腔1,2),副鼻腔3,4),上咽頭5),眼窩6,7)の報告例が散見される。
今回われわれは,頸部より発生したmalignant SFT(MSFT)の1例を経験したので報告する。
Current Article
末梢性顔面神経麻痺における水痘帯状疱疹ウイルス再活性化動態の解析と治療への応用
著者: 古田康
ページ範囲:P.766 - P.779
I.はじめに
Ramsay Hunt症候群(以下,Hunt症候群)は水痘帯状疱疹ウイルス(varicella-zoster virus:VZV)の再活性化により発症し,耳介や口腔咽頭の帯状疱疹,末梢性顔面神経麻痺,難聴や耳鳴およびめまいなどの第8脳神経症状を3主徴とする“古典的”疾患である。典型的なHunt症候群は病因が明らかで診断も容易であり,治療もさほど工夫を要さない疾患と考える向きもあると思われる。しかし,Hunt症候群の発症パターンおよび随伴症状の発現には様々なパターンがみられること,またBell麻痺と比べて麻痺の回復が不良であることから,その病態の解析およびそれに基づいた新たな治療法の開発が望まれている。また,VZV再活性化が原因の顔面神経麻痺でありながら帯状疱疹を欠き,臨床所見からはBell麻痺との鑑別が困難であるzoster sine herpeteもHunt症候群の一亜型とみなすことができ,その早期診断法の確立が重要である。近年,human immunodeficiency virusや種々の肝炎ウイルスなど新たなるウイルス疾患の蔓延化に伴い,ウイルス感染動態の解析方法に目を見張る進歩がもたらされてきた。特に,real-time PCR法を用いてウイルス量を簡便に定量することができるようになり,病状の解析,抗ウイルス剤による治療効果のモニタリングなどに臨床応用されつつある1)。筆者らは,Hunt症候群およびzoster sine herpete症例におけるVZV再活性化動態の解析に本法を応用し,その病態を解明すべく研究を行ってきた。
本稿では,筆者らのこれまでの研究成果について述べるとともに,将来的な課題としての治療への応用についても言及した。
原著
外耳道に寄生したフタトゲチマダニの1症例
著者: 中山貴子 , 川口博史 , 斎藤一三 , 石井豊太 , 新田光邦 , 栗原里佳 , 岡本牧人
ページ範囲:P.809 - P.811
I.はじめに
外耳道異物は,日常診療において時々遭遇する疾患であり,異物の種類は有生異物と無生異物に分けられる1)。有生異物の中でもマダニ類は異物としての存在のみでなく,リケッチア感染症の日本紅斑熱やスピロヘータ感染症であるライム病などを発症する可能性があり注意すべきであるとされている2~6)。
今回われわれは,外耳道に寄生したフタトゲチマダニの1症例を経験したので報告する。
小児ベル麻痺症例に対するステロイド療法の臨床的評価
著者: 水町貴諭 , 川原弘匡 , 古沢純 , 飯塚桂司
ページ範囲:P.813 - P.816
I.はじめに
ベル麻痺とは,急性に発症した顔面神経麻痺のうち,麻痺原因となり得る急性や慢性の中耳炎,頭蓋や側頭骨外傷,中枢性や末梢性神経疾患,自己免疫疾患,帯状疱疹性麻痺(Ramsy Hunt syndrome)のような誘因が除外でき,かつはっきりとした病因が同定できないものを称する1)。
小児においては小児科を優先的に受診し,ステロイドを処方されることが多いが,小児症例の予後は成人症例に比較して良好であり,ステロイドの有効性は疑問視されている2~4)。
小児顔面神経麻痺症例に対するステロイド使用の臨床効果の比較報告は少なく,小児ベル麻痺症例のみで厳密に行われた報告では,生後24~74か月までの小児42例を対象としたUnivarら3)の報告の1編のみである。
今回われわれは,当院を受診した小児ベル麻痺症例に対して治療法別の予後を臨床的に検討し,ステロイド投与が治癒率や改善期間に及ぼした影響とその有用性について検討したので報告する。
アブミ骨手術後ピストンの脱落を繰り返した1症例
著者: 藤本千里 , 伊藤健 , 斉藤祐毅 , 石本晋一 , 山岨達也 , 奥野妙子
ページ範囲:P.817 - P.822
I.はじめに
アブミ骨手術は耳硬化症や中耳奇形に対して聴力改善目的に施行されるが,術後経過中に聴力低下をきたした症例も少数ながら認められる。そのような症例は,再手術の際に原因が発見される場合が多い。その1つとしてピストンなどのプロテーゼの偏位や脱落がある。
今回われわれは,アブミ骨手術後ピストンの脱落を右2回,左1回繰り返した1症例を経験した。この症例について,われわれが行った脱落予防の対策を紹介する。
舌根部小唾液腺由来低悪性腺癌症例―正中下口唇下顎骨舌切断法によるアプローチ
著者: 李昊哲 , 河田了 , 西川周治 , 林歩 , 竹中洋 , 辻求
ページ範囲:P.823 - P.827
I.はじめに
舌根部腫瘍は,手術のアプローチが難しく,その選択に難渋することがある。広い術野を得ることに越したことはないが,整容上の問題も考慮しなければならない。悪性度の高い腫瘍では,ある程度の侵襲もやむを得ないが,良性腫瘍や悪性度の低い腫瘍では,術野の確保とともに,低侵襲な手術が望まれる。舌根部へのアプローチ法としては口内法,下顎正中離断を用いる方法,舌骨上咽頭切開もしくは咽頭側切開を用いる方法などがあるが1,2),それぞれに利点,欠点がありその選択には症例ごとの十分な検討が必要である。
今回われわれは,舌根部低悪性腺癌に対して正中下口唇下顎骨舌切断法(median labiomandibular glossotomy)によるアプローチを用いて腫瘍を摘出した症例を経験したので報告する。
連載 シリーズ/耳鼻咽喉科診療に必要な他科の知識
⑩耳鼻咽喉科的治療を要する頸椎疾患
著者: 松本守雄 , 戸山芳昭
ページ範囲:P.831 - P.835
I.はじめに
頸椎は咽頭から上部食道のすぐ後方に位置するため,頸椎疾患あるいは外傷に伴う咽頭・食道の障害を生じる場合がある。その診断,治療に際しては耳鼻咽喉科医の協力が不可欠であることが多い。
本稿では頸椎の解剖や加齢変化について概説し,さらに耳鼻咽喉科的治療が必要となる代表的な頸椎疾患や病態,手術による合併症などについて症例を呈示しつつ言及する。
鏡下咡語
考え方の違い
著者: 神崎仁
ページ範囲:P.806 - P.808
物事を議論する際に考え方の違いはあるのが当然とされているが,医療においてはあまりいろいろの考え方があると説明を受ける患者は当惑しセカンドオピニオンが必要と感じるであろう。このようなことがあると医事紛争の裁判でも困ることが知られている。たとえば,鑑定書が書かれる場合にも経験やそれに基づく考え方による場合にはかなり見解が分かれることがある。結論的には難しいことはわかるが,標準的な治療ガイドラインがないことが問題となる。昨年2月に行われた日耳鼻の医事問題ワークショップで取り上げられた急性喉頭蓋炎による訴訟例の討議の中でも,救急医の書いた鑑定書が耳鼻咽喉科医のものより被告にとって厳しいものとなっていることが指摘された(森山寛教授)。呼吸困難に対する治療の標準的ガイドラインの作成が困難なこともあるが,実際に作られていないことが判断の違いを生んでいると感じた。どの時点で,どのような方法(気管切開か挿管かなど)で気道を確保するかは,その患者が置かれている状況,医師の技術レベル,設備などによっても異なるので,標準的なものを作ることは難しいであろう。しかし,このようなものがないため,特に裁判経験の少ない専門家は彼らのレベルを基準に考えて医療水準を高めてしまうことがあり得る。医療水準についての判断も流動的であるが,専門家ほどそれを高くしてしまう傾向があるかもしれない。ある弁護士によると,厚生労働省の研究班で発表されたもの,学会の教育セミナーで講演されたものは医療水準にされ得るという。そういうことであれば,全員参加はあり得ない学会で行うセミナーには,頭に「教育」というのをつけるのを避けて臨床セミナーとしておくほうが無難である。このように,考え方の違いはいろいろなところで感じられるが,ここでは診断,治療についての考え方の違いについて述べてみたい。
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87巻7号(2015年6月発行)
特集 All about頭頸部再建—多彩な皮弁を使いこなす!
87巻6号(2015年5月発行)
特集 注意すべき真菌症診療の落とし穴
87巻5号(2015年4月発行)
増刊号 こんなときの対応法がわかる 耳鼻咽喉科手術ガイド
87巻4号(2015年4月発行)
特集 最新の補聴器診療—補聴器による聴覚リハビリテーション
87巻3号(2015年3月発行)
特集 痛みの鑑別診断
87巻2号(2015年2月発行)
特集 膿瘍—マネジメントとピットフォール
87巻1号(2015年1月発行)
特集 新しい治療機器
86巻13号(2014年12月発行)
特集 口腔粘膜の難治疾患への対応法
86巻12号(2014年11月発行)
特集② 創管理の最前線—知っておきたい形成外科の知識
86巻11号(2014年10月発行)
特集 インフルエンザ
86巻10号(2014年9月発行)
特集 咽頭癌・頸部食道癌の治療戦略Update
86巻9号(2014年8月発行)
特集 前庭機能検査の新展開
86巻8号(2014年7月発行)
特集② 緩和医療・支持療法を知る
86巻7号(2014年6月発行)
特集 鼻副鼻腔内視鏡手術Update
86巻6号(2014年5月発行)
特集② 歯科口腔外科の話題
86巻5号(2014年4月発行)
増刊号 画像診断パーフェクトガイド―読影のポイントとピットフォール
86巻4号(2014年4月発行)
特集 音声外科Update
86巻3号(2014年3月発行)
特集② 知っておきたい血液内科の知識―専門医の診方・治し方
86巻2号(2014年2月発行)
特集 小児難聴Update
86巻1号(2014年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の最新トピックス
85巻13号(2013年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域疾患の最新疫学
85巻12号(2013年11月発行)
特集② 耳鼻咽喉科領域のジェネリック医薬品とサプリメント
85巻11号(2013年10月発行)
特集 帰してはいけない耳鼻咽喉科外来患者
85巻10号(2013年9月発行)
特集② 知っておきたい消化器疾患の知識―専門医の診方・治し方
85巻9号(2013年8月発行)
特集 局所副腎皮質ステロイドの正しい使い方
85巻8号(2013年7月発行)
特集② 知っておきたい呼吸器疾患―専門医の診方・治し方
85巻7号(2013年6月発行)
特集 分子標的薬時代の耳鼻咽喉科診療―処方するとき,服用患者を診るときのポイント
85巻6号(2013年5月発行)
特集② 知っておきたい神経内科の知識―専門医の診方・治し方
85巻5号(2013年4月発行)
特集 急患・急変対応マニュアル―そのとき必要な処置と処方
85巻4号(2013年4月発行)
特集 身につけたいリハビリテーションの最新スキル
85巻3号(2013年3月発行)
特集② コーンビームCT活用法
85巻2号(2013年2月発行)
特集 ここまでできる外来手術
85巻1号(2013年1月発行)
特集 花粉症の治療―新たな展開
84巻13号(2012年12月発行)
特集 メニエール病Update
84巻12号(2012年11月発行)
特集② 知っておきたい小児科の知識―専門医の診方・治し方
84巻11号(2012年10月発行)
特集 扁桃とアデノイドUpdate
84巻10号(2012年9月発行)
特集② 知っておきたい眼科の知識―専門医の診方・治し方
84巻9号(2012年8月発行)
特集 HPV・EBVと頭頸部腫瘍
84巻8号(2012年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域のアンチエイジング
84巻7号(2012年6月発行)
特集 診療ガイドラインのエッセンスとその活用法
84巻6号(2012年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科手術におけるナビゲーションとモニタリング
84巻5号(2012年4月発行)
特集 最新の診療NAVI―日常診療必携
84巻4号(2012年4月発行)
特集 最新の漢方診療
84巻3号(2012年3月発行)
特集 知っておきたい精神神経科の知識―専門医の診方・治し方
84巻2号(2012年2月発行)
特集 ワクチン
84巻1号(2012年1月発行)
特集 日常診療で遭遇するトラブルへの対応
83巻13号(2011年12月発行)
特集 治りにくい症状への対応
83巻12号(2011年11月発行)
特集 知っておきたい皮膚科の知識―専門医の診方・治し方
83巻11号(2011年10月発行)
特集 こんなときどうする?―鼻科手術編
83巻10号(2011年9月発行)
特集 これを読めばPETがわかる
83巻9号(2011年8月発行)
特集 こんなときどうする?―耳科手術編
83巻8号(2011年7月発行)
特集 知っておきたい唾液腺疾患
83巻7号(2011年6月発行)
特集 こんなときどうする?―頭頸部外科編
83巻6号(2011年5月発行)
特集 最新技術―補聴器と人工中耳・人工内耳
83巻5号(2011年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科感染症の完全マスター
83巻4号(2011年4月発行)
特集 特殊疾患への対応
83巻3号(2011年3月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疼痛への対応
83巻2号(2011年2月発行)
特集 診療所における工夫―私はこうしている
83巻1号(2011年1月発行)
特集 めまい―最新のトピックス
82巻13号(2010年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科における心因性疾患とその対応
82巻12号(2010年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―書類作成と留意点
82巻11号(2010年10月発行)
特集 表在癌の新しい対応
82巻10号(2010年9月発行)
特集 好酸球関連の病変
82巻9号(2010年8月発行)
82巻8号(2010年7月発行)
82巻7号(2010年6月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域と感染症
82巻6号(2010年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の術後機能評価
82巻5号(2010年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の検査マニュアル―方法・結果とその解釈
82巻4号(2010年4月発行)
82巻3号(2010年3月発行)
特集 診療ガイドライン・診療の手引き概要
82巻2号(2010年2月発行)
82巻1号(2010年1月発行)
特集 急性感音難聴の取り扱い
81巻13号(2009年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―知っておきたい臨床解剖
81巻12号(2009年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来手技とインシデント・アクシデント
81巻11号(2009年10月発行)
特集 聴覚障害を生じる薬物
81巻10号(2009年9月発行)
特集 放射線治療における有害事象
81巻9号(2009年8月発行)
81巻8号(2009年7月発行)
81巻7号(2009年6月発行)
特集 最近の頭頸部癌治療
81巻6号(2009年5月発行)
特集 リスクマネジメント
81巻5号(2009年4月発行)
特集 頭頸部再建外科―日常臨床から理論まで
81巻4号(2009年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(3)
81巻3号(2009年3月発行)
特集 診療所で必要な救急処置
81巻2号(2009年2月発行)
81巻1号(2009年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(2)糖尿病合併者のステロイド療法
80巻13号(2008年12月発行)
特集 聴神経腫瘍の治療:症例呈示と治療原則
80巻12号(2008年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(1)小児難聴児への対応
80巻11号(2008年10月発行)
80巻10号(2008年9月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疾患とその処方例
80巻9号(2008年8月発行)
80巻8号(2008年7月発行)
特集 嚥下障害手術のコツ
80巻7号(2008年6月発行)
80巻6号(2008年5月発行)
80巻5号(2008年4月発行)
特集 オフィスサージャリー・ショートステイサージャリー
80巻4号(2008年4月発行)
特集 女性と耳鼻咽喉科疾患
80巻3号(2008年3月発行)
80巻2号(2008年2月発行)
80巻1号(2008年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―症例報告発表・論文執筆のコツ,注意点
79巻13号(2007年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来処置,手術のコツ,注意点
79巻12号(2007年11月発行)
79巻11号(2007年10月発行)
特集 地域医療との共生―術後処置の依頼と紹介
79巻10号(2007年9月発行)
79巻9号(2007年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科関連の資格等の取得について
79巻8号(2007年7月発行)
79巻7号(2007年6月発行)
特集 新生児聴覚検診の役割
79巻6号(2007年5月発行)
79巻5号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科のリハビリテーション―症例を中心に
79巻4号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の真菌感染の治療
79巻3号(2007年3月発行)
79巻2号(2007年2月発行)
特集 抗菌薬のファースト・チョイス
79巻1号(2007年1月発行)
特集 頭頸部領域の温度外傷・化学的腐食の取り扱い
78巻13号(2006年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―手術手技とコツ
78巻12号(2006年11月発行)
78巻11号(2006年10月発行)
特集 スポーツと耳鼻咽喉科疾患
78巻10号(2006年9月発行)
78巻9号(2006年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科疾患と高齢者(65歳以上)への対応
78巻8号(2006年7月発行)
78巻7号(2006年6月発行)
特集 知っておきたい耳鼻咽喉科疾患の病理
78巻6号(2006年5月発行)
78巻5号(2006年4月発行)
78巻4号(2006年4月発行)
特集 甲状腺疾患の診断と治療
78巻3号(2006年3月発行)
特集 突発性難聴の今
78巻2号(2006年2月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の疼痛
78巻1号(2006年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とウイルス
77巻13号(2005年12月発行)
77巻12号(2005年11月発行)
特集 耳管機能検査
77巻11号(2005年10月発行)
特集 副鼻腔炎
77巻10号(2005年9月発行)
特集 嗄声の診断と治療
77巻9号(2005年8月発行)
77巻8号(2005年7月発行)
特集 頸部リンパ節腫脹
77巻7号(2005年6月発行)
特集 補聴器に関する最近の変化
77巻6号(2005年5月発行)
特集 囊胞性疾患
77巻5号(2005年4月発行)
特集 聴力改善手術
77巻4号(2005年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の異物とその摘出法
77巻3号(2005年3月発行)
特集 味覚・嗅覚障害
77巻2号(2005年2月発行)
77巻1号(2005年1月発行)
特集 顔面神経麻痺
76巻13号(2004年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の癌化学療法レジメン
76巻12号(2004年11月発行)
76巻11号(2004年10月発行)
76巻10号(2004年9月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻9号(2004年8月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻8号(2004年7月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻7号(2004年6月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻6号(2004年5月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻5号(2004年4月発行)
特集 上気道アレルギーを診る
76巻4号(2004年4月発行)
特集 画像・動画の保存とプレゼンテーション
76巻3号(2004年3月発行)
特集 好酸球性中耳炎
76巻2号(2004年2月発行)
特集 人工聴覚手術の現況
76巻1号(2004年1月発行)
75巻13号(2003年12月発行)
特集 電子カルテの現在と将来
75巻12号(2003年11月発行)
75巻11号(2003年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科におけるナビゲーション手術
75巻10号(2003年9月発行)
75巻9号(2003年8月発行)
特集 いびきの治療
75巻8号(2003年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の皮膚・粘膜疾患
75巻7号(2003年6月発行)
75巻6号(2003年5月発行)
75巻5号(2003年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の機能検査―何がどこまでわかるか―
75巻4号(2003年4月発行)
75巻3号(2003年3月発行)
75巻2号(2003年2月発行)
特集 薬物による聴覚障害
75巻1号(2003年1月発行)
74巻13号(2002年12月発行)
特集 身体障害者福祉法と耳鼻咽喉科
74巻12号(2002年11月発行)
特集 急性感音難聴
74巻11号(2002年10月発行)
特集 小児の人工内耳
74巻10号(2002年9月発行)
74巻9号(2002年8月発行)
特集 難治性副鼻腔炎の治療
74巻8号(2002年7月発行)
74巻7号(2002年6月発行)
74巻6号(2002年5月発行)
特集 私のクリニック
74巻5号(2002年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科における手術の危険度
74巻4号(2002年4月発行)
74巻3号(2002年3月発行)
74巻2号(2002年2月発行)
トピックス めまいの治療
74巻1号(2002年1月発行)
トピックス 院内感染の現況とその取り扱い
73巻13号(2001年12月発行)
73巻12号(2001年11月発行)
トピックス 心身医学と耳鼻咽喉科
73巻11号(2001年10月発行)
73巻10号(2001年9月発行)
トピックス 嚥下障害
73巻9号(2001年8月発行)
73巻8号(2001年7月発行)
73巻7号(2001年6月発行)
73巻6号(2001年5月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科と遺伝子解析
73巻5号(2001年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の新しい器械,器具
73巻4号(2001年4月発行)
トピックス クリニカルパスとその周辺
73巻3号(2001年3月発行)
73巻2号(2001年2月発行)
トピックス 今話題の花粉症
73巻1号(2001年1月発行)
72巻13号(2000年12月発行)
72巻12号(2000年11月発行)
トピックス 補聴器とその適合
72巻11号(2000年10月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域のレーザー治療—その適応と成績
72巻10号(2000年9月発行)
72巻9号(2000年8月発行)
72巻8号(2000年7月発行)
72巻7号(2000年6月発行)
72巻6号(2000年5月発行)
72巻5号(2000年4月発行)
特集 全身疾患と耳鼻咽喉科
72巻4号(2000年4月発行)
72巻3号(2000年3月発行)
トピックス 結核と耳鼻咽喉科
72巻2号(2000年2月発行)
72巻1号(2000年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科と奇形
71巻13号(1999年12月発行)
71巻12号(1999年11月発行)
トピックス ことばの障害と耳鼻咽喉科
71巻11号(1999年10月発行)
71巻10号(1999年9月発行)
トピックス めまい—私の考え方
71巻9号(1999年8月発行)
71巻8号(1999年7月発行)
71巻7号(1999年6月発行)
71巻6号(1999年5月発行)
71巻5号(1999年4月発行)
特集 再建外科
71巻4号(1999年4月発行)
71巻3号(1999年3月発行)
71巻2号(1999年2月発行)
71巻1号(1999年1月発行)
70巻13号(1998年12月発行)
70巻12号(1998年11月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その3)
70巻11号(1998年10月発行)
70巻10号(1998年9月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その2)
70巻9号(1998年8月発行)
70巻8号(1998年7月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その1)
70巻7号(1998年6月発行)
70巻6号(1998年5月発行)
トピックス ベル麻痺の診断と治療—最近の知見
70巻5号(1998年4月発行)
特集 高齢者の耳鼻咽喉科・頭頸部疾患—治療とリハビリのてびき
70巻4号(1998年4月発行)
70巻3号(1998年3月発行)
70巻2号(1998年2月発行)
70巻1号(1998年1月発行)
69巻13号(1997年12月発行)
69巻12号(1997年11月発行)
トピックス 頭頸部領域の乳頭腫—その基礎と臨床
69巻11号(1997年10月発行)
69巻10号(1997年9月発行)
トピックス 鼻アレルギーの診断と治療—最近の知見
69巻9号(1997年8月発行)
69巻8号(1997年7月発行)
69巻7号(1997年6月発行)
69巻6号(1997年5月発行)
特集 外傷と耳鼻咽喉科
69巻5号(1997年5月発行)
69巻4号(1997年4月発行)
69巻3号(1997年3月発行)
69巻2号(1997年2月発行)
トピックス 口腔疾患の診断と治療
69巻1号(1997年1月発行)
68巻13号(1996年12月発行)
68巻12号(1996年11月発行)
68巻11号(1996年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科手術マニュアル—私の方法
68巻10号(1996年10月発行)
68巻9号(1996年9月発行)
68巻8号(1996年8月発行)
トピックス 聴神経腫瘍
68巻7号(1996年7月発行)
68巻6号(1996年6月発行)
68巻5号(1996年5月発行)
68巻4号(1996年4月発行)
68巻3号(1996年3月発行)
68巻2号(1996年2月発行)
68巻1号(1996年1月発行)
67巻13号(1995年12月発行)
67巻11号(1995年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の画像診断
67巻12号(1995年11月発行)
67巻10号(1995年10月発行)
トピックス ウェゲナー肉芽腫症の診断と治療
67巻9号(1995年9月発行)
67巻8号(1995年8月発行)
67巻7号(1995年7月発行)
トピックス 下咽頭・頸部食道癌の治療とその成績
67巻6号(1995年6月発行)
67巻5号(1995年5月発行)
67巻4号(1995年4月発行)
67巻3号(1995年3月発行)
トピックス 日帰り手術
67巻2号(1995年2月発行)
67巻1号(1995年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉・頭頸部領域のスポーツ外傷
66巻13号(1994年12月発行)
66巻12号(1994年11月発行)
トピックス メディカルフォトテクニック
66巻11号(1994年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域 腫脹の診断
66巻10号(1994年10月発行)
66巻9号(1994年9月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の真菌症—診断と治療
66巻8号(1994年8月発行)
66巻7号(1994年7月発行)
66巻6号(1994年6月発行)
トピックス 耳管機能とその評価
66巻5号(1994年5月発行)
66巻4号(1994年4月発行)
66巻3号(1994年3月発行)
トピックス 頭頸部領域の悪性リンパ腫
66巻2号(1994年2月発行)
66巻1号(1994年1月発行)
65巻13号(1993年12月発行)
65巻12号(1993年11月発行)
65巻11号(1993年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科の機能検査マニュアル
65巻10号(1993年10月発行)
65巻9号(1993年9月発行)
65巻8号(1993年8月発行)
65巻7号(1993年7月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科とリハビリテーション
65巻6号(1993年6月発行)
65巻5号(1993年5月発行)
65巻4号(1993年4月発行)
65巻3号(1993年3月発行)
トピックス 耳鼻咽喉頭頸部領域の自己免疫疾患—最近の知見
65巻2号(1993年2月発行)
65巻1号(1993年1月発行)
トピックス 環境と耳鼻咽喉科
64巻13号(1992年12月発行)
トピックス メニエール病の診断と治療
64巻12号(1992年11月発行)
64巻10号(1992年10月発行)
トピックス 内視鏡による診療・最近の進歩
64巻11号(1992年10月発行)
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 症候群事典
64巻9号(1992年9月発行)
64巻8号(1992年8月発行)
トピックス 耳小骨連鎖再建術
64巻7号(1992年7月発行)
64巻6号(1992年6月発行)
64巻5号(1992年5月発行)
トピックス 補聴器の処方
64巻4号(1992年4月発行)
トピックス 頸部腫瘤の穿刺吸引細胞診
64巻3号(1992年3月発行)
64巻2号(1992年2月発行)
64巻1号(1992年1月発行)
トピックス 副鼻腔のエアロゾル療法
63巻13号(1991年12月発行)
63巻12号(1991年11月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の異物とその除去法
63巻11号(1991年11月発行)
特集 外来診療マニュアル—私はこうしている
63巻10号(1991年10月発行)
63巻9号(1991年9月発行)
63巻8号(1991年8月発行)
トピックス 舌癌の治療
63巻7号(1991年7月発行)
63巻6号(1991年6月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科医のための甲状腺疾患
63巻5号(1991年5月発行)
63巻4号(1991年4月発行)
63巻3号(1991年3月発行)
トピックス 高齢者と耳鼻咽喉科・愁訴と対応
63巻2号(1991年2月発行)
63巻1号(1991年1月発行)
62巻13号(1990年12月発行)
トピックス 鼻茸
62巻12号(1990年11月発行)
トピックス 聴力改善手術
62巻11号(1990年10月発行)
トピックス 心因性難聴
62巻10号(1990年10月発行)
症例特集 頭頸部腫瘍
62巻9号(1990年9月発行)
トピックス 嗅覚障害
62巻8号(1990年8月発行)
トピックス 小児副鼻腔炎
62巻7号(1990年7月発行)
トピックス 顔面神経麻痺
62巻6号(1990年6月発行)
トピックス 人工中耳・人工内耳
62巻5号(1990年5月発行)
トピックス 嚥下障害
62巻4号(1990年4月発行)
トピックス ダニとアレルギー
62巻3号(1990年3月発行)
トピックス 頭頸部癌に対する制癌剤の選択
62巻2号(1990年2月発行)
トピックス 音声外科
62巻1号(1990年1月発行)
トピックス 耳音響放射