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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科75巻12号

2003年11月発行

原著

血清アルブミン値の上昇とともに改善を認めたCronkhite-Canada症候群の味覚障害の1例

著者: 平井良治1 生井明浩1 池田稔2 中村裕子1 大塚健司2 伊藤勇2 大木光義2 鴫原俊太郎2 木田亮紀2

所属機関: 1日本大学医学部附属練馬光が丘病院耳鼻咽喉科 2日本大学医学部附属板橋病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.895 - P.898

文献概要

I.はじめに

 Cronkhite-Canada症候群(以下,CCSと略)は,下痢を主症状とし消化管ポリポーシス,皮膚色素沈着,脱毛,爪甲萎縮,味覚障害を伴う疾患として,1955年にCronkhiteとCanada1)が報告した。

 今回われわれは,血清アルブミン値の上昇とともに味覚障害の改善を認めた本症候群の1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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