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文献概要
特集 電子カルテの現在と将来
4.医育機関での対応
著者: 渡辺行雄1 中川肇2
所属機関: 1富山医科薬科大学耳鼻咽喉科 2富山医科薬科大学医療情報部・耳鼻咽喉科学学内
ページ範囲:P.965 - P.971
文献購入ページに移動I.はじめに
1999年に厚生省がカルテの電子媒体保存を容認し,これを積極的に推進するようになって以来,総合病院および診療所を中心に電子カルテの導入が進行しつつある。また,日本医師会も「医療におけるITの基本」として電子カルテを位置づけ,独自のシステムの開発を推進している。
富山医科薬科大学附属病院では,2004年初頭からの電子カルテ導入を目指して現在準備中である。本稿では,本学における電子カルテシミュレーションの状況と,医育機関(以下,大学病院と略)を含めて総合病院,診療所など先行して導入された諸機関の事例から,電子カルテの実際と大学病院における対応について概説する。
1999年に厚生省がカルテの電子媒体保存を容認し,これを積極的に推進するようになって以来,総合病院および診療所を中心に電子カルテの導入が進行しつつある。また,日本医師会も「医療におけるITの基本」として電子カルテを位置づけ,独自のシステムの開発を推進している。
富山医科薬科大学附属病院では,2004年初頭からの電子カルテ導入を目指して現在準備中である。本稿では,本学における電子カルテシミュレーションの状況と,医育機関(以下,大学病院と略)を含めて総合病院,診療所など先行して導入された諸機関の事例から,電子カルテの実際と大学病院における対応について概説する。
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