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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科75巻5号

2003年04月発行

特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の機能検査―何がどこまでわかるか―

II.耳管機能検査(加圧減圧耳管機能検査,音響耳管検査)

著者: 髙橋晴雄1

所属機関: 1長崎大学大学院医歯薬学総合研究科病態解析・制御学講座 耳鼻咽喉病態制御学

ページ範囲:P.71 - P.78

文献概要

I.はじめに

 中耳は常に換気・調圧されて平圧(大気圧)に保たれていなければ,その最も重要な機能である伝音機能を維持できないが,耳管はその中耳の換気・調圧に重要な役割を演じている。

 耳管機能検査は現在使いやすい検査機器も市販されており,耳鼻咽喉科医にとって身近なものになっている。

 本稿ではこれらの機器で行える加圧減圧耳管機能検査(加圧減圧法)と音響耳管検査(音響法)を紹介し,それぞれの対象,適応,原理,手技,装置,結果の解釈などについて述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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