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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科75巻5号

2003年04月発行

特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の機能検査―何がどこまでわかるか―

V.めまい検査

4.眼球運動検査 ②非注視下での検査(フレンツェル眼鏡,赤外線CCDカメラ)

著者: 重野浩一郎1

所属機関: 1長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 病態解析・制御学講座

ページ範囲:P.127 - P.135

文献概要

I.はじめに

 めまい患者へのプライマリーケアとして,適切な問診と眼振の観察は特に重要な項目である。特に,強いめまいや嘔吐を主訴として搬送されてきた患者に対して,患者への負担を考慮すると,ベッドサイドでの機能検査は一般神経学的検査と眼球運動検査(注視眼振検査と非注視下での検査など)に限られる。

 本稿では,フレンツェル眼鏡および赤外線CCDカメラによる非注視下での眼球運動検査について解説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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