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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科75巻9号

2003年08月発行

目でみる耳鼻咽喉科

自然寛解を認めたランゲルハンス細胞組織球症(LCH)の1症例

著者: 原浩貴1 山下裕司1 村上直子1 今手祐二1

所属機関: 1山口大学医学部耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.598 - P.599

文献概要

 ランゲルハンス細胞組織球症(Langerhans cell histiocytosis:LCH)は,組織球増殖性疾患の1つであり,ランゲルハンス細胞の反応性増殖が病因とされる疾患である。小児に好発し,主な病変部位は骨,皮膚,中枢神経,肺,骨髄,肝,リンパ節などであるが,耳鼻咽喉科領域では側頭骨病変の報告が多い1)

 今回われわれは,右側頭部に発症し自然寛解がみられたLCHの1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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