文献詳細
原著
文献概要
I.はじめに
鼻口蓋管囊胞は鼻口蓋管の遺残が原因と考えられ,顎骨囊胞の約2%と比較的少ない疾患である1)。囊胞は通常上顎骨内に存在し,囊胞の増大に伴い鼻腔や副鼻腔を圧排することがある1~5)。
今回われわれは,鼻閉を主訴とした鼻口蓋管囊胞の1例を経験したので報告する。
鼻口蓋管囊胞は鼻口蓋管の遺残が原因と考えられ,顎骨囊胞の約2%と比較的少ない疾患である1)。囊胞は通常上顎骨内に存在し,囊胞の増大に伴い鼻腔や副鼻腔を圧排することがある1~5)。
今回われわれは,鼻閉を主訴とした鼻口蓋管囊胞の1例を経験したので報告する。
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