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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科76巻1号

2004年01月発行

文献概要

手術・手技

頭頸部腫瘍に対する半導体レーザーの使用経験

著者: 平位知久1 木村信次1 森直樹1

所属機関: 1厚生連尾道総合病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.65 - P.67

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I.はじめに

 耳鼻咽喉科頭頸部外科領域におけるレーザーはCO2レーザー,YAGレーザー,KTPレーザーなどが主に用いられている。CO2レーザーは切開や蒸散に,YAGレーザーは凝固や止血に有用であり,KTPレーザーは血管腫に対する照射に適している。半導体レーザーは,機能的には従来のNd:YAGレーザーとほぼ同じで,主たる用途は一般外科および内視鏡治療における凝固,止血および小切開である1)

 今回,半導体レーザー(オリンパス社製,UDL-15)を乳頭腫や血管腫症例に対して使用し,その有用性と安全性を確認したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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