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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科76巻11号

2004年10月発行

原著

二次性副甲状腺過形成が原因と考えられた深頸部血腫の1症例

著者: 山本英永1 北村拓朗1 宇高毅1 平木信明1 寳地信介2 瓜生康平3 鈴木秀明1

所属機関: 1産業医科大学医学部耳鼻咽喉科学教室 2中間市立病院耳鼻咽喉科 3中間市立病院腎臓内科

ページ範囲:P.803 - P.806

文献概要

I.はじめに

 慢性腎不全患者の長期透析例においては,しばしば二次性副甲状腺機能亢進症をきたすことが知られている1~6)

 今回われわれは,頸部腫脹,紫斑,気道狭窄で発症した慢性腎不全患者の深頸部血腫に対して血腫除去術を行い,病理学的検査で過形成副甲状腺が出血の原因と考えられた症例を経験したので,若干の文献的考察を含めて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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