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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科76巻2号

2004年02月発行

原著

拍動性耳鳴を主訴とした頸動脈海綿静脈洞瘻の1症例

著者: 小見山彩子1 生井明浩2 大塚健司2 中村裕子2 大木光義2 山内由紀3 伊藤勇3 鴫原俊太郎3 木田亮紀3

所属機関: 1駿河台日本大学病院耳鼻咽喉科 2日本大学医学部附属練馬光が丘病院耳鼻咽喉科 3日本大学医学部附属板橋病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.119 - P.122

文献概要

I.はじめに

 日常の診療における耳鳴はそのほとんどが自覚的耳鳴であり,その治療に難渋する場合が多い1)。しかし,音源が聴取できる他覚的耳鳴では適切な治療法により改善し得るのもある1)

 今回われわれは,拍動性耳鳴を主訴とする症例に対して脳血管造影を行い,音源を同定し血管内手術によって耳鳴が消失した1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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