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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科76巻5号

2004年04月発行

特集 上気道アレルギーを診る

1.鼻アレルギーの臨床像

2)小児アレルギー性鼻炎の特徴

著者: 工藤典代1

所属機関: 1千葉県こども病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.15 - P.18

文献概要

I.はじめに

 近年ますます増加傾向にあるアレルギー性鼻炎は,幼小児においても例外ではなく,低年齢児にも及んでいる。器官の発達や成長時期である小児期のアレルギー性鼻炎は,成人のアレルギー性鼻炎とは症状も病態も異なるように思われる。15歳以下を小児とした場合,特に就学前後で大きく様相が異なる。10歳以降の小児は成人とほぼ同様の傾向であるが,乳幼児期や就学前後の児のアレルギー性鼻炎は成人とは異なった面がある。

 本稿では特に,乳幼児から就学前後の小児に重点を置き臨床像を述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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