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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科76巻5号

2004年04月発行

特集 上気道アレルギーを診る

6.鼻アレルギーといびき症

鼻アレルギーがいびき,睡眠時無呼吸の病態に及ぼす影響

著者: 宮崎総一郎1 内田亮2

所属機関: 1滋賀医科大学睡眠学講座 2慈恵会医科大学耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.119 - P.122

文献概要

I.はじめに

 鼻アレルギーによる鼻呼吸障害があると,日中は意識的に口呼吸で代償するが,睡眠時には意識的な代償がなされず,狭窄した鼻で呼吸しようとするためにいびきや睡眠時無呼吸の原因となる。成人では鼻呼吸が制限されても,ある程度口を通じて呼吸することが可能であるが,小児では解剖学的理由から,鼻呼吸障害は重症のいびきや睡眠時無呼吸を引き起こす。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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