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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科77巻1号

2005年01月発行

特集 顔面神経麻痺

3.顔面神経麻痺のレベル診断

著者: 村上信五1 稲垣彰1 本多伸光2

所属機関: 1名古屋市立大学大学院医学研究科耳鼻神経感覚医学講座 2愛媛大学医学部耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.23 - P.27

文献概要

Ⅰ.はじめに

 顔面神経麻痺のレベル診断には,1)麻痺のレベル,2)神経障害のレベル,3)障害部位のレベルの3つが重要である。麻痺のレベルは表情運動の麻痺スコアで,神経障害のレベルは神経興奮性検査(NET)やelectroneurography(ENoG)などの電気診断で,また障害部位はアブミ骨筋反射や流涙,味覚検査などで理論的には診断できる。しかし,これらの諸検査は有用期間や診断的意義,限界が異なるため,よく理解して判断することが肝要である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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