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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科77巻13号

2005年12月発行

原著

気管内挿管チューブの不適合が原因の声門下狭窄症例

著者: 山口宗一1 末野康平1 山口威2 田中真琴2

所属機関: 1さいたま赤十字病院耳鼻咽喉科 2日本大学耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.1009 - P.1011

文献概要

I.はじめに

 声門下狭窄の原因として,気管内挿管,外傷,炎症性,特発性などが挙げられる。外科的治療が行われることが多いが,個々の症例の臨床症状や病態に応じて治療方針を決めなければならない。今回われわれは,抜管直後から嗄声が生じた症例で声門下狭窄と診断したが保存的治療で治癒したので,若干の文献的考察を加えて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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