文献詳細
特集 味覚・嗅覚障害
文献概要
1.はじめに
嗅覚は視覚,聴覚,触覚,味覚と並ぶ五感の1つでありながら,視覚,聴覚ほど重要視されず,味覚とほぼ同等のレベルにおかれている。しかし嗅覚障害をきたした患者は,少なからず日常生活上の支障あるいはQOLの低下をきたしており1),その解決には耳鼻咽喉科医が積極的に関わっていかねばならない。
本稿では,その病態と原因を述べるとともに,診断法と病態に応じた治療法について述べる。
嗅覚は視覚,聴覚,触覚,味覚と並ぶ五感の1つでありながら,視覚,聴覚ほど重要視されず,味覚とほぼ同等のレベルにおかれている。しかし嗅覚障害をきたした患者は,少なからず日常生活上の支障あるいはQOLの低下をきたしており1),その解決には耳鼻咽喉科医が積極的に関わっていかねばならない。
本稿では,その病態と原因を述べるとともに,診断法と病態に応じた治療法について述べる。
掲載誌情報