文献詳細
特集 耳鼻咽喉科領域の異物とその摘出法
文献概要
Ⅰ.はじめに
耳鼻咽喉科領域の異物症は,外耳道,咽頭,鼻腔に生じるものがほとんどである。そのうち,鼻腔異物はそのほとんどが幼小児においてであり,救急体制のある施設ではしばしばみられるが,一方で成人における医原性異物も決して少なくない。
異物はその介在部位によって,大きく固有鼻腔異物と副鼻腔異物に分けられる。
耳鼻咽喉科領域の異物症は,外耳道,咽頭,鼻腔に生じるものがほとんどである。そのうち,鼻腔異物はそのほとんどが幼小児においてであり,救急体制のある施設ではしばしばみられるが,一方で成人における医原性異物も決して少なくない。
異物はその介在部位によって,大きく固有鼻腔異物と副鼻腔異物に分けられる。
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