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特集 耳鼻咽喉科領域の異物とその摘出法
5.食道異物
著者: 山本昌彦1
所属機関: 1東邦大学医学附属佐倉病院耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.295 - P.300
文献購入ページに移動Ⅰ.はじめに
食道異物は,昔からから現在までほとんど絶えることなく起こっている疾患である。時代とともに,その異物内容に変化はみられるが,大きく変わってきたのは摘出の手技である。異物とは,元来そこには止まって存在しない物が,存在し続ける物といえる。生体内にとどまって存在し,のちのち悪さをするような異物は摘出が必要になる。その摘出法は,食道硬性直達鏡(硬性鏡)や軟性食道用内視鏡(内視鏡)などを使用して摘出するが,本稿ではその方法について示す。
食道異物は,昔からから現在までほとんど絶えることなく起こっている疾患である。時代とともに,その異物内容に変化はみられるが,大きく変わってきたのは摘出の手技である。異物とは,元来そこには止まって存在しない物が,存在し続ける物といえる。生体内にとどまって存在し,のちのち悪さをするような異物は摘出が必要になる。その摘出法は,食道硬性直達鏡(硬性鏡)や軟性食道用内視鏡(内視鏡)などを使用して摘出するが,本稿ではその方法について示す。
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