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文献概要
原著
咽頭梅毒の1症例
著者: 西屋圭子1 海山智九1 奥野敬一郎1
所属機関: 1財団法人東京都保健医療公社荏原病院耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.765 - P.768
文献購入ページに移動I.はじめに
梅毒は梅毒トレポネーマによる性感染症であるが,患者数は戦後ペニシリンによる治療により減少している。最近は,性風俗の多様化により咽頭感染症例の報告が散見され,耳鼻咽喉科医が日常診療で遭遇する可能性が示唆されている1~4)。
今回,われわれは咽頭梅毒の1症例を経験したので報告する。
梅毒は梅毒トレポネーマによる性感染症であるが,患者数は戦後ペニシリンによる治療により減少している。最近は,性風俗の多様化により咽頭感染症例の報告が散見され,耳鼻咽喉科医が日常診療で遭遇する可能性が示唆されている1~4)。
今回,われわれは咽頭梅毒の1症例を経験したので報告する。
参考文献
1)荒牧 元・他:鼻・口腔・咽頭梅毒.JOHNS 9:929-934,1993
2)余田敬子:口腔・咽頭梅毒.口咽科14:255-265,2002
3)佐藤 純・他:再興感染症2.梅毒.MB ENT 24:30-35,2003
4)野村研一郎・他:咽頭梅毒症例.耳鼻臨床97:423-426,2004
5)岡本昭二:梅毒の動向.臨床医10:1462-1464,1984
6)荒牧 元:AIDSと耳鼻咽喉科.耳喉頭頸72(5):195-198,2000
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