文献詳細
文献概要
シリーズ DPCに対応したクリニカルパスの実際
⑩耳硬化症
著者: 新藤晋1 池園哲郎1
所属機関: 1日本医科大学耳鼻咽喉科学教室
ページ範囲:P.1067 - P.1076
文献購入ページに移動Ⅰ はじめに
当院では,2003年より診断群分類(diagnosis procedure combination:以下,DPC)による包括的診療報酬制度が導入されている。DPCの導入に伴い当科でも,在院日数の短縮,インフォームド・コンセントの充実,質の向上,ケアの標準化,医療資源の効率化を図る目的でクリニカルパス(以下,CP)を採用し,3年あまりが経過した。
今回われわれは,アブミ骨手術を目的に入院した耳硬化症患者におけるCPの使用状況を紹介するとともに,使用中に生じた問題点やその改善方法について述べる。
当院では,2003年より診断群分類(diagnosis procedure combination:以下,DPC)による包括的診療報酬制度が導入されている。DPCの導入に伴い当科でも,在院日数の短縮,インフォームド・コンセントの充実,質の向上,ケアの標準化,医療資源の効率化を図る目的でクリニカルパス(以下,CP)を採用し,3年あまりが経過した。
今回われわれは,アブミ骨手術を目的に入院した耳硬化症患者におけるCPの使用状況を紹介するとともに,使用中に生じた問題点やその改善方法について述べる。
参考文献
1)八木聰明:耳硬化症の手術.耳喉頭頸74:35-38,2002
2)杉尾雄一郎・他:耳鼻咽喉科病棟におけるクリニカルパス.耳喉頭頸73:268-277,2001
3)丹羽秀人:耳硬化症.耳喉頭頸77:125-140,2005
4)栗田昭宏・他:突発性難聴.耳喉頭頸78:249-255,2006
掲載誌情報