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原著
外転神経麻痺を呈した蝶形骨洞囊胞の1例
著者: 村下秀和1 伊東善哉1 佐藤裕理2
所属機関: 1独立行政法人国立病院機構霞ヶ浦医療センター耳鼻咽喉科 2独立行政法人国立病院機構霞ヶ浦医療センター眼科
ページ範囲:P.147 - P.150
文献購入ページに移動蝶形骨洞囊胞は比較的稀な疾患で,種々の眼症状を呈することが知られている1。眼症状のうち最も多いのが視力障害であり,外転神経麻痺のみを認めるものは稀である。今回,視力障害を伴わない外転神経麻痺を呈した蝶形骨洞囊胞の1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する。
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