文献詳細
症候群事典 B
文献概要
定義・概念
後頸部交感神経,特に椎骨神経の刺激により生じる症候群で,頸部外傷後に多いが,外傷の既往がなくても発症することがある。Barré(1925)が「後頸部交感神経刺激による症候群とその主原因としての頸椎症」として発表し,Liéou(1928)が追加報告をしたことからBarré-Liéou症候群と呼ばれる1)。
後頸部交感神経,特に椎骨神経の刺激により生じる症候群で,頸部外傷後に多いが,外傷の既往がなくても発症することがある。Barré(1925)が「後頸部交感神経刺激による症候群とその主原因としての頸椎症」として発表し,Liéou(1928)が追加報告をしたことからBarré-Liéou症候群と呼ばれる1)。
参考文献
1)三好豊二:Barré-Liéou症候群.日本臨床40:624-625,1982
2)森本昌宏・他:星状神経節への局所麻酔薬注入・低周波通電併用療法が奏効したBarré-Liéou症候群症例.ペインクリニック19:91-94,1998
3)Peace JMS:Barré-Liéou“syndrome”. J Neurol Neurosurg Psychiatry 75:319, 2004
掲載誌情報