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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科78巻5号

2006年04月発行

症候群事典 B

Barré-Liéou syndrome

著者: 青柳優1

所属機関: 1山形大学医学部情報構造統御学講座 耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野

ページ範囲:P.34 - P.34

文献概要

定義・概念

 後頸部交感神経,特に椎骨神経の刺激により生じる症候群で,頸部外傷後に多いが,外傷の既往がなくても発症することがある。Barré(1925)が「後頸部交感神経刺激による症候群とその主原因としての頸椎症」として発表し,Liéou(1928)が追加報告をしたことからBarré-Liéou症候群と呼ばれる1)

参考文献

1)三好豊二:Barré-Liéou症候群.日本臨床40:624-625,1982
2)森本昌宏・他:星状神経節への局所麻酔薬注入・低周波通電併用療法が奏効したBarré-Liéou症候群症例.ペインクリニック19:91-94,1998
3)Peace JMS:Barré-Liéou“syndrome”. J Neurol Neurosurg Psychiatry 75:319, 2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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