文献詳細
症候群事典 B
文献概要
定義・概念
A群連鎖球菌(以下,GAS)により続発する全身性炎症性疾患で,リウマチ熱(以下,RF)と同義語である。最初の報告例がフランスの内科医Bouillaudによる高熱を伴う多関節炎と心炎の合併例であったためこの名称があるが,現在,フランス語圏でも用いていない1)。
A群連鎖球菌(以下,GAS)により続発する全身性炎症性疾患で,リウマチ熱(以下,RF)と同義語である。最初の報告例がフランスの内科医Bouillaudによる高熱を伴う多関節炎と心炎の合併例であったためこの名称があるが,現在,フランス語圏でも用いていない1)。
参考文献
1)藤川 敏:小児の症候群.膠原病.Bouillaud syndrome(急性リウマチ熱).小児科診療64:370,2001
2)飯田 昇:溶連菌病の変遷.日本臨床免疫学会会誌25:443-451,2002
3)山村昌弘:疾患における病態へのアプローチと診断計画.膠原病・アレルギー性疾患.リウマチ熱.臨床医28:1554-1555,2002
掲載誌情報