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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科78巻5号

2006年04月発行

症候群事典 B

Bouillaud syndrome

著者: 西嶋文美1 吉原俊雄1

所属機関: 1東京女子医科大学耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.45 - P.46

文献概要

定義・概念

 A群連鎖球菌(以下,GAS)により続発する全身性炎症性疾患で,リウマチ熱(以下,RF)と同義語である。最初の報告例がフランスの内科医Bouillaudによる高熱を伴う多関節炎と心炎の合併例であったためこの名称があるが,現在,フランス語圏でも用いていない1)

参考文献

1)藤川 敏:小児の症候群.膠原病.Bouillaud syndrome(急性リウマチ熱).小児科診療64:370,2001
2)飯田 昇:溶連菌病の変遷.日本臨床免疫学会会誌25:443-451,2002
3)山村昌弘:疾患における病態へのアプローチと診断計画.膠原病・アレルギー性疾患.リウマチ熱.臨床医28:1554-1555,2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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