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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科78巻5号

2006年04月発行

症候群事典 C

chronic fatigue syndrome(CFS)(慢性疲労syndrome)

著者: 加瀬康弘1

所属機関: 1埼玉医科大学耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.62 - P.64

文献概要

定義・概念

 慢性疲労症候群(以下,CFS)とは疲労,倦怠感をきたす,基礎疾患がなく6か月以上にわたり持続あるいは再発を繰り返す慢性疲労を主訴とする原因不明の症候群である1)。1988年,米国防疫センターがCFSという新しい疾患概念を提示した2)

参考文献

1)木谷照夫・他:厚生省研究班の診断基準とその解説.日本臨床50:2600-2605,1992
2)Holmes GP, et al:Chronic fatigue syndrome:A working case definition. Ann Intern Med 108:387-389, 1988
3)斧 康男・他:慢性疲労症候群の診断基準・病型分類・重症度.内科95:1403-1406,2005
4)倉垣弘彦:慢性疲労症候群.からだの科学230:73-80,2003
5)Rimes KA, et al:Treatments for chronic fatigue syndrome. Occup Med 55:32-39, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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