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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科78巻5号

2006年04月発行

症候群事典 C

Costen syndrome(disturbed function of the temporomandibular joint)

著者: 山本祐三1

所属機関: 1耳鼻咽喉科・アレルギー科 山本医院

ページ範囲:P.81 - P.81

文献概要

定義・概念

 1934年,Costen1)は顎関節機能不全が原因で発症したと考えられる耳鼻咽喉科症状を呈する11症例を報告した。難聴,耳閉感,耳鳴,耳内および耳周囲の疼痛,めまい,頭頂,後頭および耳後部などの疼痛,咽頭,舌,鼻などの灼熱感,鼻漏,鼻痛などの副鼻腔症状などを主訴とする症例が含まれる。

参考文献

1)Costen JB:A syndrome of ear and sinus synptoms dependent upon disturbed a function of the temporomandibular joint. Ann Otol Rhinol Laryngol 43:1-15, 1934
2)日本顎関節学会(編):顎関節疾患および顎関節症の分類.日顎誌8:113-117,1996

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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