文献詳細
症候群事典 D
文献概要
定義・概念
前頭と鼻骨の形成異常を呈する症候群である。鼻部正中裂,鼻翼の切れ込みや裂を伴うことが多く,DeMyer1)が顔面奇形の程度を分類しDeMyer syndromeとして報告し,以後広く知られるようになった。
前頭と鼻骨の形成異常を呈する症候群である。鼻部正中裂,鼻翼の切れ込みや裂を伴うことが多く,DeMyer1)が顔面奇形の程度を分類しDeMyer syndromeとして報告し,以後広く知られるようになった。
参考文献
1)DeMyer W:The median cleft face syndrome:Differential diagnosis of cranium bifidum occultum, hypertelorism, and median cleft nose, lip and palate. Neurology 17:961-971, 1967
2)高橋 良・他:正中鼻裂症所謂Doggennaseについて.耳展3:31-39,1960
3)大森清一・他:正中鼻裂症2例.形成外科5:195-200,1962
4)Joseph J:Nasenplastik und sonstige Gesichtsplastik. Joseph J, Kabitzsch, Leipzig, 1931, pp476-485
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