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症候群事典 G
Gradenigo syndrome(Gradenigo-Lannois syndrome,petrous apical syndrome)
著者: 肥塚泉1
所属機関: 1聖マリアンナ医科大学耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.126 - P.126
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1904年にGradenigoが報告した。急性中耳炎の合併症である錐体尖端炎の症状のうち,中耳炎,三叉神経痛,外転神経麻痺を三徴候とする症候群1)である。
1904年にGradenigoが報告した。急性中耳炎の合併症である錐体尖端炎の症状のうち,中耳炎,三叉神経痛,外転神経麻痺を三徴候とする症候群1)である。
参考文献
1)切替一郎・他:錐体尖化膿症,錐体尖端炎.新耳鼻咽喉科学.改訂10版,切替一郎・他(編).南山堂,東京,2004,pp144-146
2)篠 美紀・他:Gradenigo症候群例.耳鼻臨床98:919-926,2005
3)中野雄一:錐体尖端炎.図説臨床耳鼻咽喉医科学講座.1.耳疾患,本多芳男(編).メジカルビュー社,東京,1983,pp180-181
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