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症候群事典 L
Langerhans cell histiocytosis(Langerhans細胞組織球症,Hand-Schuller-Christian病)
著者: 藤枝重治1
所属機関: 1福井大学医学部耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.160 - P.161
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ランゲルハンス細胞性組織球が増える病気である。Hand Schuller-Christian病は,頭蓋骨の欠損(骨の黄色腫様変化)・眼球突出・尿崩症を三主徴とし,病理学的にはランゲルハンス細胞の非腫瘍性増殖を特徴とする原因不明の慢性進行性全身性疾患である。
ランゲルハンス細胞性組織球が増える病気である。Hand Schuller-Christian病は,頭蓋骨の欠損(骨の黄色腫様変化)・眼球突出・尿崩症を三主徴とし,病理学的にはランゲルハンス細胞の非腫瘍性増殖を特徴とする原因不明の慢性進行性全身性疾患である。
参考文献
1)Imashuku S, et al:Langerhans cell histiocytosis and hemophgagocytic syndrome in Japan:Epidemiological studies. Int J of Pediatr Hematol Oncol 1:241-246, 1994
2)衣川直子・他:小児Langerhans cell histiocytosis(LCH)に関する第2回全国調査.小児がん35:18-22,1998
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