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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科78巻5号

2006年04月発行

症候群事典 P

Parry-Romberg syndrome

著者: 芳川洋1

所属機関: 1順天堂大学医学部浦安病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.217 - P.217

文献概要

定義・概念

 片側顔面の緩徐な皮下脂肪の進行性萎縮をきたす進行性顔面片側萎縮症(progressive facial hemiatrophy:PFH)であり,同部位の皮膚,軟骨,結合織,筋,骨の萎縮を伴うことがある。Parryにより1825年に初めて報告され,Rombergにより1846年に詳細な臨床像が報告された1~3)

参考文献

1)古川哲雄:進行性顔面片側萎縮症.神経研究の進歩18:1105-1112,1974
2)水口 雅・他:進行性顔面片側萎縮に対する星状神経節ブロック療法.脳と発達21:574-578,1989
3)山脇正永:各種疾患にみられる神経疾患.奇形症候群 Parry-Romberg症候群.日本臨床別冊神経症候群Ⅴ:30-32,2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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