文献詳細
症候群事典 S
文献概要
定義・概念
Sjögren症候群(以下,SS)は中年女性に好発する眼球,口腔乾燥症状を主症状とする自己免疫疾患で,1933年にスウェーデンの眼科医Sjögrenにより報告され基本概念が形成された1)。ほかの膠原病を合併しない一次性SSと,合併する二次性SSに分類される。
Sjögren症候群(以下,SS)は中年女性に好発する眼球,口腔乾燥症状を主症状とする自己免疫疾患で,1933年にスウェーデンの眼科医Sjögrenにより報告され基本概念が形成された1)。ほかの膠原病を合併しない一次性SSと,合併する二次性SSに分類される。
参考文献
1)菅井 進:シェーグレン症候群の歴史と疾患概念の確立.医薬ジャーナル40:1767-1771,2004
2)菅井 進:シェーグレン症候群の診断と治療.日本医事新報4209:1-6,2004
3)若井建志・他:シェーグレン症候群・成人スチル病の全国疫学調査成績.厚生省特定疾患難病の調査研究班 平成6年度研究業績集:34-40,1995
4)藤林孝司・他:シェーグレン症候群改訂診断基準.厚生省特定疾患免疫疾患調査研究班平成10年度業績集:135-138,1999
5)中村誠司・他:シェーグレン症候群に伴う口腔乾燥症に対する塩酸セビメリンの使用方法.特に口腔リンス法について.医薬ジャーナル40:1541-1545,2004
掲載誌情報