文献詳細
症候群事典 T
文献概要
定義・概念
古典的常染色体トリソミー症候群(21,13,18)の1つであり,ダウン症に次ぐ染色体異常による多奇形症候群である。最初の報告は1960年のEdwardsら1)による。18番染色体が3本となり18番染色体上に座位する遺伝子量が増加し,胎児の発生発育過程に影響を及ぼしさまざまな症状を呈する。
古典的常染色体トリソミー症候群(21,13,18)の1つであり,ダウン症に次ぐ染色体異常による多奇形症候群である。最初の報告は1960年のEdwardsら1)による。18番染色体が3本となり18番染色体上に座位する遺伝子量が増加し,胎児の発生発育過程に影響を及ぼしさまざまな症状を呈する。
参考文献
1)Edward JH, et al:A new trisomic syndrome. Lancet 1:787-790, 1960
2)梶原眞人・他:10歳を迎えた18トリソミー症候群の1女児例.日本小児科学会誌108:1230-1233,2004
掲載誌情報