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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科78巻5号

2006年04月発行

症候群事典 Y,Z

zinc deficiency syndrome(亜鉛欠乏syndrome)

著者: 玉城三七夫1 東野哲也1

所属機関: 1琉球大学医学部耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.306 - P.306

文献概要

定義・概念

 Zinc deficiency症候群(亜鉛欠乏症候群)は,必須微量元素である亜鉛が欠乏状態となり,味覚障害や皮膚炎などさまざまな症状を引き起こした病態である。1963年,Prasadら1)によりヒトにおける亜鉛欠乏症の最初の報告がなされた。

参考文献

1)Prasad AS, et al:Zinc metabolism in patients with syndrome of iron deficiency anemia, hepatosplenomegaly, dwarfism, and hypogonadism. J Lab Clin Med 61:537, 1963
2)柳澤裕之:亜鉛欠乏症とその臨床の実際.日医雑誌129:613-616,2003
3)冨田 寛:味覚障害診療の現況.JOHNS 18:871-877,2002
4)愛場庸雅:味覚障害の診療ガイドラインをめぐって.味覚障害の治療.口咽科16:173-179,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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