文献詳細
文献概要
シリーズ DPCに対応したクリニカルパスの実際
⑤扁桃周囲膿瘍のクリニカルパス
著者: 金泉悦子1 氷見徹夫1
所属機関: 1札幌医科大学耳鼻咽喉科学教室
ページ範囲:P.599 - P.602
文献購入ページに移動I.はじめに
クリニカルパスはチーム医療の推進,医療の質の向上を目的とし,その利点として医療の教育・標準化,在院日数の短縮,医療費の削減などが挙げられる。また患者側からも,診療内容の理解が容易であること,主体的に診療に参加できること,治療の目的が明確にされることなどの利点がある。よって今日の医療にとって必須の手段であり,発生しうるバリアンスに対応することでさらなる標準化の指標となる1,2)。
これまでに当科においても,各種疾患の入院治療の際にクリニカルパスを導入し使用している。今回は扁桃周囲膿瘍に対するパスを呈示し解説を行う。
クリニカルパスはチーム医療の推進,医療の質の向上を目的とし,その利点として医療の教育・標準化,在院日数の短縮,医療費の削減などが挙げられる。また患者側からも,診療内容の理解が容易であること,主体的に診療に参加できること,治療の目的が明確にされることなどの利点がある。よって今日の医療にとって必須の手段であり,発生しうるバリアンスに対応することでさらなる標準化の指標となる1,2)。
これまでに当科においても,各種疾患の入院治療の際にクリニカルパスを導入し使用している。今回は扁桃周囲膿瘍に対するパスを呈示し解説を行う。
参考文献
1)医療マネジメント学会:クリティカルパス実践セミナーテキスト.じほう,東京,2003,pp1-17
2)新川秀一:耳鼻咽喉科領域におけるクリニカルパスとインフォームドコンセント.ENTONI.全日本病院出版会,東京,2004,pp1-7
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