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文献概要
鏡下咡語
ヨットとの出会い,そして海上のドラマ
著者: 市川銀一郎1
所属機関: 1順天堂大学耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.149 - P.151
文献購入ページに移動Ⅰ.はじめに
セーリングボート(以下ヨット)との出会い,そして長い付き合いは,私のこれまでの人生で最も楽しい思い出である。主にスナイプ級,後に470級など6~7mの大きさであり,2枚のセールをクルーとスキッパーの2人で操る。追い風のときには色鮮やかなスピネイカーを上げる(図1)。
当然,風を利用して帆走する。風はこちらの都合の良いように吹いてくれるとは限らない。時に,目的とする方向から吹いている逆風,向かおうとする方向に吹いている順風,さらには巻いている風などのエネルギーを効率よく利用しながら進む。時には,海上でピタリと風が凪いでしまう。思わぬ波のうねりに合うこともある。
セーリングボート(以下ヨット)との出会い,そして長い付き合いは,私のこれまでの人生で最も楽しい思い出である。主にスナイプ級,後に470級など6~7mの大きさであり,2枚のセールをクルーとスキッパーの2人で操る。追い風のときには色鮮やかなスピネイカーを上げる(図1)。
当然,風を利用して帆走する。風はこちらの都合の良いように吹いてくれるとは限らない。時に,目的とする方向から吹いている逆風,向かおうとする方向に吹いている順風,さらには巻いている風などのエネルギーを効率よく利用しながら進む。時には,海上でピタリと風が凪いでしまう。思わぬ波のうねりに合うこともある。
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